#2016ADVCSP クリスマスSPウェブコンテンツ「1位はだあれ?(略)」暴露版

2016advcsp

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※ゲーム本編のネタバレを含む場合があります。閲覧にはくれぐれもご注意ください!※


りかこ
れ、れでーす・あんど・じぇんとるさん
ひつじ
ちげえ
りかこ
荷が勝ちすぎでございます……さめざめ……


りかこ
「こほん。れでーす・あんど・じぇんとるめん!
ひつじ
また会ったな大将ども! ようこそ栄光の殿堂へ!
りかこ
「1週間足らずの投票期間の間。集まった票数は。なんと6,510!
ひつじ
「史上例に見ない激戦だった去年よりもさらに増えたな!」
りかこ
「まあ去年よりちょっと投票期間長いんで当たり前でございますね」
ひつじ
「台無しじゃねーかよ」
りかこ
「まあでも。順位隠した状態でよくここまで伸びましたね」
ひつじ
「ああ、そうは言っても色々注目度高い中での投票キャンペーンだったかんな」
りかこ
びーたばんに。らいんすたんぷ……」
ひつじ
「ああ」
りかこ
「それよりなにより。我々がこの一年で。貧相で惰弱な旧作のみなさまを差し置いて大量のご新規様を獲得したこと」
ひつじ
なんでそんなこと言うんだよ!
りかこ
「笑顔でケンカを売ってみるのは毒舌司会者のたしなみでございます。まあしかし。ここまで来られたのも幾多の天恵のおかげといえましょう」
ひつじ
「ああ、ラッキーなことだらけだったな。おかげでこの年末年始、レイジングループは第2の誕生を迎えることができそうだ」
りかこ
「ええほんとに。そういえば今日はどっかの聖人様のお誕生日でもあるとか。折角なので祝ってさしあげましょう?」
ひつじ
「まさかクリスマスのさらに上から攻めてくるとは。調子でてきたな!」
りかこ
「もちろん! そんなわけで。進めてまいりましょう!
ひつじ
2016年WEBスペシャルコンテンツ、開幕だ!


りかこ
「さて。ルールのおさらいですけども」
ひつじ
「既に発表されているルールは次のとおりだ」

●アンケートの結果により、1位から5位までに選ばれたキャラが登場するスペシャルWEBコンテンツがひーこら執筆されます!
●1位の人は最後まで謎! 2位、3位、4位、5位のキャラは、1位のキャラから送られる一種のメッセージ(意味深)をヒントにその正体を当てることになります!

りかこ
「ということは。すでに2位から5位のかたが。ここに登場すべく控えておられるというわけですね」
ひつじ
「そういうこった。ところでここってどこなんだ?」
りかこ
「うぇぶこん伝統の。『なんだかよくわからない場所』でございます」
ひつじ
「お、おう。一応なんかテレビのスタジオ的な場所を想像してもらえればいいかと思うぞ」
りかこ
「司会ぱわーで。くいず番組的設備も。設置済みでございます」
ひつじ
「いわゆる『キリコネア』形式だな。ちなみに司会を霧島切子がやるって案もあったみたいだが、最終的には投票対象ってことになったらしい」
りかこ
「まあぶっちゃけレイジングループのふぃーちゃー回ですから我々がやるのが自然ってものでしょう」
ひつじ
「あんま調子に乗ると後々痛い目見るぞ……」
りかこ
「栄枯盛衰が世の習い。ならばせいぜい咲き誇るが時代の徒花の生きざまと言うもの。まあともかく。栄誉ある2位から5位のみなさまをお呼びしませんか?」
ひつじ
「てめえが促してんじゃねえよ! まあいいや、じゃー出てこいよ、2位のやつ」
陽明
「あ、はい、ええと、房石陽明です」(2位……房石陽明、レイジングループ 1,064票)
ひつじ
「フツーにヌルッと出てきたな」
陽明
「呼び方もそんなだったじゃありませんか。ていうか2位から呼ぶんですか? 普通逆じゃあ?」
ひつじ
「てめえがもったいぶって出てくるのがムカつくから今回は上から呼んだ」
陽明
「おかしい。どう考えても主人公かつ2位の扱いじゃない」
りかこ
「きゃーふさいしさま! すてきー!! 堂々の2位入賞おめでとうございますーー!!」
陽明
「あっはっは、ありがとうございます。こっちのりかこさんも可愛いなあ」
りかこ
「あっちの暗くて静かなところに参りましょう! はあはあ!」
ひつじ
「後にしろ! いややめとけ!」
陽明
「あっはっは」
りかこ
「しかたありません……おたのしみは後に回しつつ。つぎは3位のかた。ご入場どうぞ!


李花子
「…………こほん。ふつつかながら。ご選出にあずかりました」(3位……回末李花子、レイジングループ 977票)


陽明
「おや、李花子さん」
李花子
ほぉう!? ふ、房石様……房石様とふたりでわんつーひにっしゅ……!!」
りかこ
「正確にはつーすりーでございますけどね」
ひつじ
「……つーか、お前とあっちの李花子って基本的に同一人物扱いじゃなかったっけか?」
りかこ
「まあそんなこと言ってたら始まらないので今回は特別に別扱いです」
李花子
「司会業。よろしくお願いいたします」
りかこ
「いえいえそちらこそお気の毒に
李花子
「えっ」
りかこ
「さあつぎは4位の」
陽明
「なんか危険なんですかひつじさん」
ひつじ
「♪~~♪♪~~~(口笛)」
李花子
「陽明様……よくない予感がいたします。今のうちに逃げましょう! どこか暗くて静かなところに!」
陽明
「あっはっは、やっぱり同一人物ですねえ」
りかこ
「進みが悪い! ではここで4位の方の登場です!


寛造
「ン」(4位……巻島寛造、レイジングループ 518票)


陽明
「……」
ひつじ
「……」
りかこ
「……」
李花子
「巻島様。おめでとうございます」
寛造
「回末のか。何でわしがこんなもんに受かった」
李花子
「何をおっしゃいますか。巻島様は休水の重鎮。貫禄のご入賞かと」
寛造
「春はどこにおる」
李花子
「巻島春様は。まだ呼ばれておいででないかと」
寛造
「ン……」
陽明
「(ひそひそ)あの、これってレイジングループ限定の投票でしたっけ?」
りかこ
「(ひそひそ)いえ。そういうわけでは……」
ひつじ
「(ひそひそ)そーだったとしても寛造のオッサンが入ってくるとは、正直想定外だったな……」
りかこ
「こほん。と。とにかく続けましょう」
陽明
「この流れだと次もレイジングループのキャラかな」
李花子
「芹沢様でしょうか。巻島春様でしょうか?」
寛造
「春よ」
ひつじ
「おっとてめえら、当てるのは1位だぜ? 5位はこいつだ、ジャーーン!!


鍋島
「……フッ、それ見ろ。俺は死なんよ」(5位、鍋島周一郎、黒のコマンドメント 315票)


陽明
「お、他作品の子だね。初めまして、レイジングループの……」
鍋島
「房石陽明氏、とお呼びしても? 今日は良いゲームを期待しています(握手)」
陽明
「おー、名前を覚えてもらってるとは、こちらこそ光栄だよ、鍋島周一郎くん(握手)」
李花子
「おふたりとも。お名前を。ご存じだったのですか?」
鍋島
「レギュレーションは最初から公示されている。他作品の人物の調査くらいはして臨むのが当然では? 回末李花子女史」
李花子
「う……巻島様は……?」
寛造
「何もしとらん(断言)」
李花子
「ですよね……!(ぱぁあああ)」
陽明
「まあ、流石に予習抜きで成立しないようなルールにはなってないと思うけど」
ひつじ
「なんとかなるんじゃね」
りかこ
「なんとかなりますって」
陽明
「大丈夫なのか」
李花子
「鍋島様。ほとんど。レイジングループのきゃらが占める中で。お心細いでしょう。必要でしたら。お手伝い致しますので。どうぞよろしく。お願いいたします」
鍋島
「お構いなく。勝てばいいだけのゲームにおいて、俺は面子などに頓着しませんので」
李花子
「……さびしい……陽明様になぐさめられたい……」
りかこ
「がんばって……本編李花子がんばって……さめざめ……」
陽明
「あっはっは」
寛造
「……」
鍋島
「御託はそろそろ良いのでは? そろそろ詳細を伺いたいところだが」
ひつじ
「お、話が早くていいじゃねえか。ウチの連中ダラダラしてていけねえよ」
りかこ
「そうですね。はじめましょう!」
寛造
「よその宴は、分からん」
陽明
「まあせっかくだから楽しみましょう。健闘を祈りますよ」
寛造
「ン」


ひつじ
「というわけで、2位から5位までの回答者には着席してもらったぜ」
りかこ
「あらためまして。今日はよろしくおねがいしますね♪」
陽明
「イエーイ!」
李花子
「ふつつかものですが」
寛造
「ン」
鍋島
「フッ……」
ひつじ
「ちなみに実は、1位のキャラもこの場の様子を見てる
りかこ
「ほうほう。今回2位から5位までの方々が正体を当てないとならない方が、ここを見ていると?」
ひつじ
「そうだ。下々のものの見苦しい争いをな」
陽明
「なんだってー。感じ悪いぞー」
鍋島
「不思議はない。事前情報によれば『1位のキャラから送られる一種のメッセージ(意味深)をヒントにその正体を当てる』ということだった。一方的に情報が来ることも考えられるが、そうするとゲームとして受動的になりすぎる。ありそうなのは、こちらが質問し先方が答える形式……そうなれば先方が一方的にこちらの状況を把握しているのは自然なこと」
りかこ
「おおっ。まさに今から説明しようとしたことを!」
ひつじ
「今鍋島のやつが言った通り、おまえらは1位に質問することができる!」
李花子
「ああ。なんだ。それじゃあ何とかなりそうです」
りかこ
「ところがどっこい。質問には厳しい制約があります」
ひつじ
「クイズ番組形式だといったが、基本ルールとして今回は『1分制限早押し制』を採用してる」
鍋島
「ふむ」
ひつじ
「基本は早押し制だ。早押しボタンを押した者から『1個質問をし、その後回答する』権利が得られる。が……同時にこれは制限時間制でもある。1分以内に早押しボタンを押さなかったやつは自動的にアウト確定だ」
りかこ
「もちろん誤答してもアウトですよ?」
陽明
「ん? ちょ、ちょっと待った、アウト? じゃあ勝負は1回きりってこと?」
ひつじ
誤答でアウトになったやつは罰ゲームをくらい、その1分間の間は回答不能になる時間切れでアウトの奴はまとめて罰ゲームをくらう。その後、新しい1分が始まり、全員回答可能になる
陽明
「……なるほど、なるほど。『気の毒』の意味がわかりましたよ司会のおふたりさん」
李花子
「どのような……罰げーむが……待っているのでしょう……」
鍋島
「問題ない。正解すればいいだけだ。念のため聞くが、正解は1位だけ。他は全てアウトということで間違いないな?」
りかこ
「はい。間違っておりませんが。ここで特別ルールがございます」
鍋島
「ふむ」
ひつじ
「題して『地獄の天使』ルール! アウトになった直後、『地獄の天使を選ぶ』と宣言することができる。そいつは1人の名前を挙げることができ、もしそいつがランキングの下から7人以内に入っていれば、罰ゲームを逃れることができるって寸法だ!」
鍋島
「……ふむ。これは……」
李花子
「あの。ちなみに。それにも失敗したら。どうなるのでしょう」
りかこ
罰げーむがよりいっそうひどいものになります!
李花子
「ほぉおおぉう……! 一体どうすれば……!」
ひつじ
「ちなみに、まあ基本ないと思うが、もし1位を当てる段で『地獄の天使』7人のうち誰かを当てちまったら、そいつは復活なしの即失格だから」
李花子
「えええ」
陽明
「……まあ実際大丈夫でしょう。1位だと思ってた人が最下位近いなんて、そんな番狂わせは早々ないはず」
りかこ
「あと、罰げーむは実際の順位が低いほど厳しくなりますし、内容は人によってかわりますので、ご了承を!」
寛造
「……」
李花子
「……巻島様は。大丈夫そうですか?」
寛造
「ン」
李花子
「そうですか」
ひつじ
「その他、質問はないか?」
鍋島
「ある。これは1位が当たるまで続くしくみか?」
りかこ
「いいえ。チャンスは5回のみです!
鍋島
「つまり回答権は各自5回ずつ。それで最後まで正解しない場合は……」
ひつじ
その場合は1位が勝利となる
鍋島
フ……
陽明
……なるほど、なるほど……
寛造
……
李花子
「えええ。なんだか。わたくしだけが。取り残されている気が……。あ。すみません。ほかの作品のかたの。名前やお顔の一覧を。いただけますか?」
ひつじ
「要るだろうと思ってレジュメ用意してるぜ、ほらよ」
寛造
「こっちもくれ」
りかこ
「はいはい。どうぞ~」
陽明
「あ、さっき『勝利』とありましたが、1位が逃げ切るか、あるいは僕らが1位を当てるかしたら、それが『勝利』になるって感じですか?」
りかこ
「ええその通りです! 勝利者には至上の栄誉ある賞があたえられることでしょう!
陽明
「あー。ふむ。なるほど。ありがとうございます」
ひつじ
「そんなもんか? ……んじゃ、ここから1位のやつも発言可能な
鍋島
「なに?」


(うう、ついに来ちゃいました……! 『模範囚』のときといい、向いてないのにこんな役回りばっかですよぉ……!)
陽明
「うわっ、何だ!?」
鍋島
「……なるほど、スタンプか」
ひつじ
「そう。1位は先日発売された『「レイジングループ」公式スタンプ』によって発言やリアクションをとる。直接言葉を言うことはできないってわけだ」
李花子
「じゃあ質問してもちゃんとした答えは言えないのですね……これは大変そうな……」
(うう、私っぽくないこと言わなきゃ……まあ、スタンプの性格的に、おちょくる感じで出しまくってればいいですよね……)
李花子
「うそですか……!」
陽明
「1位は結構曲者っぽいなあ」
鍋島
「1位は嘘を言うことはできるのか?」
ひつじ
「いや、沈黙と明確な嘘は駄目だ。しかしはぐらかすことはできる」
鍋島
「ふん、あまり参考にならんな。まあいい、戦略は固まった」
りかこ
「じゃあいいですね? 1位の方も。始めますよ?」
(大丈夫ですよ。うーん、織部泰長さんは使いやすいなあ。ちょっとキャラが近いかも?)
ひつじ
「では、カウントダウンのあと、最初の1分を開始するぜ」
りかこ
「あーゆーれでー?」
陽明
「まあ、何とかなるでしょう。どんとこいです」
李花子
「うううう……。承知しました……」
寛造
「ン」
鍋島
「問題ない」
ひつじ
「オーケー!」
りかこ
さん。にい。いち──ごー!


【最初の1分間、開始】


陽明
(ダンダンダン!)
鍋島
(ダンダンダン!)
寛造
(ダンダンダン!)
李花子
えええええ!?
(うそーーー!? なぜ最初からそんな迷いなく!?)
寛造
「(デューン)」
ひつじ
おおおーーっと! まさかにつづくまさか! 一番この手の勝負に縁のなさげなジイサンの質問は一体!」
寛造
「要らん」
陽明
「!?」
鍋島
「なに──」
りかこ
「さらにまさかの質問きゃんせる!? じゃあ一体だれが1位だと仰るのかーーーー!?」
寛造
春!!

(ブーーー!!!)

(……なんだーーもーーびっくりしたぁーー! おじいちゃんお孫さんびいきなんですね……あ、そうなると他の人も……)
【巻島寛造罰ゲーム……かるくつねる】
りかこ
「ではいきますね……えい」
寛造
「ムッ」
りかこ
「はいおしまいです!」
寛造
「ン」
陽明
ぬるっ!? こんなにぬるいゲームだったのか?」
鍋島
「相応に高い順位だったということでは?」
ひつじ
「そのとーり! 巻島春は……なんと第6位!」(6位、巻島春 309票)
巻島春から一言
「え……6位? ホントに? 恥ずかしい……けど、うれしい。おじいちゃんに負けたのは納得いかないけど、まあ……がんばってよね。あとこれも言っとく……『善哉』」
りかこ
「鍋島様とたったの6票差ですか! すごい接戦だったんですね!」
陽明
「そういうことね。春ちゃん頑張ったんだなあ」
寛造
「……1位は、春じゃア、なかったか……」
李花子
「巻島様、気をおとされず」
陽明
「ふーむ、しかしなるほど、なるほど。寛造さんの選択は予想できたが、しかしかなりいい線だったわけだ。危惧した通り、傾向は……」
鍋島
「房石氏は口三味線が達者なようだが、そうやって翻弄するようなゲームでもないだろう。そろそろタイマーは復活しないのか?」
ひつじ
「おっとそうだ、じゃあ、巻島寛造以外の3人による早押しだ! いくぜ! 3、2、1……GO!
陽明
(ダンダンダン!)
鍋島
(ダンダンダン!)
李花子
「ああう……わ。わたくしも……(ダンダンダン!)
鍋島
「(デューン)」
ひつじ
「1位の方へ質問をどうぞ!」
鍋島
要らん
ひつじ
えーーー!?
りかこ
まさかの2人目のきゃんせる! じゃあ答えは!?」
鍋島
黒田誠司!!

(ブーーー!!!)(34位、黒田誠司、13票)

黒田誠司から一言
俺に賭けるのはどう考えても分の悪い勝負だと思うが? まあ頑張れ、無邪気なゲームを楽しむぶんには応援するぞ。
鍋島
「……やれやれ、まあそうだろうとは思ったが、情けないぞ黒田。こと人気という側面に至っては、貴様の生き様が俺のそれと比してプレイヤーに感銘を与えるものではなかったということだ。フ……フハハハハ! ようやく1勝といったところだな黒田ァアアアアア!!!!
ひつじ
「あの、もりあがってるとこ悪いんですが相当下位なんでキツい罰ゲームいっときますか」
鍋島
『地獄の天使』を宣言する
ひつじ
ほへ!?
鍋島
長曾根楓だ
ひつじ
「……」
ひつじ
「うわ、正解。長曾根楓、45位だわ……」(45位、長曾根楓、4票)
長曾根楓から一言
鍋島ァアアアアア! 貴様どうしてこのタイミングで私を選んだああああああ!!!!!!!!
鍋島
「愚問だな……愚問だなあ長曾根!! もちろん貴様と黒田に完全勝利を収めるためにきまっているだろう!? たしかにより確実性の高い選択肢を俺は握っている! しかし貴様と黒田を同時に叩けるこのタイミングで貴様にベットすることは、俺の中では賭けるに値する挑戦だったのだざまを見ろ!!!!
ひつじ
「なんだこの冒頭からクライマックスあんちゃん
りかこ
「まー正解ですし罰げーむは回避ですね。ほっといて先にすすめましょう!
(ううん、どうやら皆さんは私のことにあんまり興味がないご様子……いやまー全然いいんですけども……)
李花子
「……陽明様は。どうされるおつもりなのでしょう……」
陽明
「んー、これは、思ったよりみんな手ごわいなあ……」
李花子
「え」
ひつじ
「私語はそこまで! 3、2、1、GO!
陽明
「(デューン)」
李花子
「ああああ……」
陽明
「まあ、この流れだったらアレですけどね。皆さん一応、もうちょっとゲームの趣旨ってのを大事にしたほうがいいと思うんですよ。というわけで、質問」
ひつじ
「おう」
陽明
『あなたには今、好きな人がいますね?』
(え、う、うおおぅ、痛いところつきますね、このお兄さんってば……)
陽明
「なるほどねー」
鍋島
「愚策では? それでは上位と推定される人間を絞り込むことがほぼできない」
陽明
「はは、尖ってるなあ君は。僕はこれをバラエティー的に楽しむもんだと思ってるんでね、お互い『余計なお世話』ってところじゃないかな」
鍋島
「ふむ、なるほど? これは失礼」
陽明
「あ、それで回答ね。一応『芹沢千枝実』ちゃんだ

(ブーーー!!!)(25位、芹沢千枝実、32票)

陽明
「あちゃー失敗だったか、まあ彼女ならそう低い順位でもないし罰ゲームは大したこと…………にじゅうごい!?
りかこ
「ちょうど真ん中くらいですね! 命に別状がちょっとあるくらいの罰になります!」
陽明
『地獄の天使』! 『地獄の天使』!!
ひつじ
「はいどうぞ」
陽明
『狼じじい』氏!!」
りかこ
「んー……」
ひつじ
「……カタいところついてきたな。正解だ」(45位、狼じじい 4票)
狼じじいから一言
おおかみがくるぞぉ。ぇへぇへ!
芹沢千枝実から一言
……正直言うと、わたしもうちょい頑張れると思ってたんでショックだけどさ。まあ1位に選んでくれたのはいいよ。「一応」ってなにかな陽明さん? あとでゆっくり聞かせてもらいましょー。
りかこ
たいへんそうですねはるあきさま!
李花子
芹沢様はこわいお方ですね陽明様!
陽明
うれしそうですね李花子さん! しかし参ったな、普通に意外で、分かってるオーラ出しそびれた」
李花子
「またそんな小細工をなさろうと……」
陽明
「性分なんで。そんなことより、さあさあ頑張ってください李花子さん」
ひつじ
「おう。タイマーはまだ1分近く残ってるけどな、あんま悩んでる時間はねーぞ? 3、2、1……
李花子
「ほぉぉおおぉおう! そうでした……!」


李花子
「うぅん…………ううぅぅぅん…………(デューン)」
りかこ
「がんばって!」
李花子
「……『あなた様は。女性ですか?』
(! でもこれは……)
ひつじ
「あー、その質問はNGだ」
李花子
「えっ」
ひつじ
「言い忘れたけどな、性別を問う質問、名前の文字や画数を当てる質問、出演作品を問う質問はNGだ。単純すぎるわりに絞り込みができすぎて、色々つまんねーからな」
(ほっ、よかった……先走って変なこと言わなくて)
李花子
「……………………では。『あなた様は。学生さん。ですか?』
(これは……なかなかいいところつきますね。キャラ的に言えば学生のほうが多いけど、分かれ方がかなり明瞭だから……)
ひつじ
「おっと、更に情報が引き出されたぞ!」
寛造
「ン……」
鍋島
「フ……」
陽明
「んー……」
李花子
「ええと。ええと。それじゃあ…………か。『醸田近望』様」

(ブーーー!!!)(11位、醸田近望 129票)

醸田近望から一言
おお~、李っちゃんボクに入れたのかー! ザンネン、でもヒントをあげちゃうぞ。ボクが思うに1位の人はねえ(以下検閲削除)
りかこ
「ざんねん! どうする李花子?」
李花子
「うう……11位なら……受けます……」
ひつじ
「そうだな、10番台ならそこそこハードな罰になるが……」
李花子
「はーど」
ひつじ
「うん」
李花子
「はーどな……罰……どんなのかしら……ふふ……どんなばつでも……わたしがひきとる……
ひつじ
「……」
【李花子罰ゲーム……腹筋100回】
李花子
ひーーー! うーーー! これはきつうございますーーー!!
ひつじ
おめーの罰ゲーム、全部健全なやつにしとくから
李花子
もっとえぐいのとかくさいのとかいたいのとかがいいいい!!!
りかこ
「まったく本編李花子ったら貪欲なのですから。さあひつじさん。次に参りましょう!」
ひつじ
「そうだな。全滅したから次の1分が始まる。準備はいいな? 3、2、1……GO!


【2回目の1分間、開始】


陽明
「……」
鍋島
「……」
寛造
「……」
李花子
「ふぅ……ふぅ……。あ。あれ……」
ひつじ
「10秒経過」
寛造
「……」
鍋島
「……」
陽明
「……やれやれ、やりづらいなあ(デューン)」
りかこ
「はい陽明様」
陽明
『君がいちばん好きなスタンプは何?』
ひつじ
「おっといい質問だ。陽明褒めるのはシャクだがさすがに大人だな! さあ1位のやつ、答えは?」
(んー。まあ、ぶっちゃけ、迷わずコレですね。NL多めの『レイジングループ』でしたが、私はこのへんも好みかなー)
陽明
「……コレ? 意外なの来たな」
りかこ
「意外でもなんでも回答期限はせまります!」
陽明
「そうだなー。うーん……OKきめた。きっと君は仲直りしたい人がいるんだな! 『鷹瀬レイ』さんで決まりだ!

(ブーーー!!!)(23位、鷹瀬レイ 39票)

陽明
うおおおお! さっきとえらく変わらないじゃないか!!
ひつじ
「罰いっとくか?」
陽明
『地獄の天使』!!
ひつじ
「おう!」
陽明
『土呂鈴』!!!
りかこ
「なーーるほど!!」
ひつじ
ざんねーーーーーーん!!!」(27位、土呂鈴、29票)
【陽明罰ゲーム……橋本雄大さんの車に縄でくくりつけられ引きずられながらヒグマ3頭に追われる】

あ゛ーーーーーー……

ひつじ
「おー……やっとるなあ」
りかこ
「完全に『せろ・ぜっと』びょうしゃ。わくわく」
李花子
「あの。罰って。こんななのですか。ほとんど処刑では」
鍋島
「ゲームオーバーにならんなら何でも構うまい」
寛造
「狂っとる」
鷹瀬レイから一言
折角選んでいただいたのに、力及ばず申し訳ないです。暗殺……はダメか。あの、せめて応援してます! 頑張ってくださいね!
土呂鈴から一言
こらーーー! キノコマンってば鈴さんを地獄の天使呼ばわりとはいい度胸! 進化したわたしのリアル医療行為をひさびさ喰らうべく待っとけよん!
ひつじ
「さあ次いくぜ!」
りかこ
さん、にい、いち……ごー!


鍋島
「……」
寛造
「……」
李花子
「う。う。ああ……ああ!(デューン)」
ひつじ
質問どうぞ!
李花子
『好きな食べ物はなんでしょうか』……」
(……コレ以外にどう答えようがあったのか。いやまあいいんですが。和食料理長ですし。好きですし。お味噌汁)
李花子
「ああああ! 絶対間違えています……!!」
鍋島
「……フッ、これはこれは」
ひつじ
「さー答えをどうぞ!」
李花子
「うう。うう。学生さんで。恋をなさり。仲直りがしたくて。お味噌汁がお好きなお方……!」
李花子
『津野るみ子』さん!!」

(ブーーー!!!)(32位、津野るみ子 17票)

津野るみ子から一言
そうですね。私は仰る条件におおむね当てはまる女。ただし私が不人気だということは既に散々言われていることだわ。勉強不足ね。ともあれ力になれずごめんなさい。私は業腹なので主催者のお腹がいたくなる祈祷をしておきます。
ひつじ
う……腹がいてえ……
りかこ
おおおおぅ……なんてことを……!
李花子
あああああ……! りかこの腹痛がわたくしにも伝わって……!
【李花子罰ゲーム……津軽海峡横断遠泳大会】
ひつじ
なんかお前の望む展開になりそうな気がするから腹痛は直しとく
李花子
おにーーーーごぼぼごぼごぼごぼ!!!!
鍋島
「どれだけ時間かけるつもりなんだ」
りかこ
「そこは精神と時のめかにずむで一瞬完了いたします。さあつぎつぎ」


鍋島
「……」
寛造
「……」
ひつじ
「30秒経過」
鍋島
「……ご老人、なかなかやりますね」
寛造
「若ェの、何が言いてえ」
鍋島
「いえ。まあ、房石氏も分かった上であえて悪手を打っているのでしょうが」
ひつじ
「50秒経過」
鍋島
「ここでいいか(デューン)」
りかこ
「さー質問は?」
鍋島
『貴様に一番似ていると思うスタンプを送れ』
ひつじ
オーケー!
(似ている……ですか。んー、見た目だと……たぶんコレだなあ。めー子ちゃん。でも……馬鹿正直に従う必要はなくないですか?)
(よし、わたし結構叫んでますし、コレはアリですよね、ひつじさん?)
ひつじ
「あー」
りかこ
「これは。せーふですね」
鍋島
「…………まあ、馬鹿正直に容姿を近づけてくるとは思わなかったが、何だこれは?」
鍋島
「……ふむ。そうか、ルートによってはその可能性もあるのか」
鍋島
「回答しよう。『矢木景』だ」

(ブーーー!!!)(17位、矢木景、52票)

矢木景から一言
あの、先輩、明らかに最後の「ぎええええ」で僕を選んだでしょ? いやまあ分かりますけど! まあ多分、悩んでた条件はコレですよね。「恋をしてるかどうか」。ハズレだよーん! さてゅもぴゃらぴゅろぴょぴゃぴゅぴぴゃー。
ひつじ
「で、罰だけども」
鍋島
『地獄の天使』
ひつじ
「ほいさ」
鍋島
『一条みどり』教諭だ」
りかこ
うあー!
ひつじ
正解だーこの野郎ー!」(49位、一条みどり 3票)
一条みどりから一言
あの、このシステムやめん? ランキングの下のもんも呼んでもらえる配慮の産物なのはよーわかるんやけども、安パイ扱いで運用されるとちょお心にクるんやけども……ともかく鍋島クン、戻ったらセンセとハナシしよーな? じっくりな?
鍋島
「断る。香椎と遊んでいればよろしいでしょう」
ひつじ
「こいつ地獄に堕ちねーかな
鍋島
「俺は死なんよ。それより進行に戻ってはどうか?」
りかこ
「はいはい承知ですよ。むー。余裕ですねえ」
鍋島
「もうおよそ絞り込めたからな。しかし気がかりなのは、ポーカーフェイスで卒なく手を進めるあのご老人……」
ひつじ
3、2、1、GO!


寛造
「……」
ひつじ
「残り時間5、4、3、2、1、」
寛造
分からねェ
【寛造罰ゲーム……脚本・監督・配給・難波真理恵による映像作品に生出演】




ひつじ
「えー、諸事情あって本罰ゲームは一切見せられません
りかこ
「巻島様はまっしろな灰になってしまわれました」
ひつじ
「まあ司会パワーで戻すけどな」
りかこ
「三途の獄卒もかくやあらんという鬼畜ぶりですね我々」
難波
「うーん、こりゃーいい絵がとれたよー」
鍋島
「……フッ、なんだ、ただの見掛け倒しか。勝利はもらった」


【3回目の1分間、開始】


ひつじ
3、2、1、GO!
陽明
(ダンダンダン!!)
鍋島
(ダンダンダン!!)
寛造
「春……はる……」
李花子
「ま。巻島様?」
鍋島
「(デューン)フッ
陽明
「くっ……ここまでか……!」
李花子
「は。陽明様。まだ半分ではありませんか。わたくしには流れがよめません……」
鍋島
「審判が許すなら、解説して差し上げるが?」
ひつじ
「まーいいぜ」
りかこ
「どーぞどーぞ」
鍋島
「フッ……まずはこのゲームの特徴から述べよう。回答と、さらに『地獄の天使』により最大2つの候補を挙げることができる。イコール、2人ずつ候補を削っていけるわけだ。最大ターンは5ターンまで、4人が2つずつ候補を削れば5ターンで40人削れる。ほとんど消去法と言えるだろう」
陽明
「だからこそ、ヒントを挙げて失敗することは他プレイヤーの直接の利益になる」
鍋島
「その通り。だから序盤、ヒントや『地獄の天使』をパスするムードがあったわけだ。第1ターンでは各自『宿題』を果たす意図でもあったが、結果的に他を利するヒント出しは控えられた。そこの、回末李花子女史を除いて、だ」
李花子
「あ……確かに。わたくしは。学生さんかと伺いましたが……」
陽明
「あれは結構大ヒントでしたね」
鍋島
「左様。この場の面々を見ても『レイジングループ』出演各位の人気が全体的に高いのは明白で、おそらくは能里清之介氏や室匠氏も上位にいると思われるが、あのヒントによってそれらが全て一掃された」
李花子
「なるほど……わたくしのばか……」
鍋島
「学生である巻島春と芹沢千枝実女史はレイジングループ出身で高順位だと予想されたが、のっけから順位が確定。さらに続いて醸田近望も確定した。残るレイジングループの学生は織部泰長だが、まあ彼が1位になるかというと微妙だろう。俺は個人的に彼の明晰な頭脳に興味を持ってはいるがね。となると、人気がある学生を挙げてみればいい。『鈍色のバタフライ』からはルナ=エカルラート=月島鷺ノ宮桜。『トガビトノセンリツ』からは向島七緒雄ヶ原連。『D.M.L.C.』からは矢木景白詰乙羽。『黒のコマンドメント』からは……日下部加奈子がやや怪しいが、まあ除けるだろう。無難に考えればこの時点で答えは更に2つほどに絞れるが、一応、熱烈なファンの投票が結実した可能性を疑った」
李花子
「熱烈なふぁんの投票」
陽明
「……まあ、この投票は繰り返し投票ができるルールですからね。これまでの人気投票で微妙な結果でも、ある程度カルトな人気を確立していて、今回少数のファンに繰り返し多数の票を注がれてる人物が1位になっている可能性はある。実質、千枝実ちゃんが25位ってのは結構番狂わせでしょう。一気に絞り込むのは危険だ」
(うう、かなり追い詰められてますよう……)
鍋島
「しかし、『似ているスタンプ』によるふるい分けが奏功した。あの老婆のスタンプに類似性をもつ学生といえば、自分の老婆心を卑下しているか、あるいは『絶叫』という属性が合致しているかしか考えられない。さっき『絶叫』に最も近い矢木景を指定したが、考えてみれば『絶叫』であり、なおかつ『老婆心』も合致しそうな人物が選択肢には残っている。むろん、『仲直り』したい人物もたくさんいるであろう人物だ」
陽明
「ぐっ……」
李花子
「なるほど……。わたくしなどが。思うよりもずっと。難しいさや当てが。されていたのですね……」
寛造
「はる……はるはどこじゃ……」
ひつじ
「こりゃもう絞り込みはしっかり済んでるみてーだな! じゃあもうズバッと答えいっちゃってくれ!」
りかこ
「そのまえに一応うかがいましょう! 鍋島周一郎様。1位の方への質問は!?
鍋島
「この質問こそが我が勝利を確定する!! 『お前は過去および作中いずれのルートでも、殺人を実行または加担したことがないな』!?
ひつじ
「なるほど」
りかこ
「じっさい。ひとごろしをしてない人のほうが少ないんですもんね」
陽明
「はっはっは、改めて考えると異常だね」
鍋島
さあ! 答えはいかに!!




鍋島
────なに?
陽明
「おや」
李花子
「……どうなさったのです?」
陽明
「いや……とにかく、鍋島君の選択を待とう」
ひつじ
「じゃ、誰を選ぶ?」
鍋島
「おい審判、これは嘘じゃないんだろうな?」
ひつじ
「そうだな」
(……なにを言ってるんでしょうこの人? 私は人をころしてますよ? あの、とがびとのせんりつを口ずさんでしまったことが、私の中の殺人です)
ひつじ
(そういうこと。お前らはゲーム的に、「事実としての殺人」にこだわりすぎだ。『トガビト』という作品の傾向を考えれば、『個人にとっての殺人への罪悪感・呪い』『個人にとっての敗北条件』みたいなのが重視されて当然だ。したがってコレはセーフな)
鍋島
「どういうことだ! 雄ヶ原蓮は作中一度も殺人を犯さなかったはずだ!!」
陽明
「おいおいネタバレはどうなんだい?」
鍋島
「知ったことか! くっ、そうなると自分を老婆になぞらえたものがほかにいるということか!? つまりそれは自己認識と他人の評価の著しいズレを意味する、それをしそうなのは……くっ! 人間など、人間など読めるものか!! 黒田ァ!! 貴様のゲーム観はやはり間違っているぞ黒田ァあああ!!!
(ちょっとくらい攻めておきましょーか。ちょっと私のなかのひかえめなS心がうずいた感じです。黒田先輩とのカラミも見たかったですねえ)
鍋島
うおおおおお!! 見知らぬ1位にまで馬鹿にされるとは!!! 落ち着け、落ち着け鍋島周一郎ウウウウウ!!!!!
陽明
「あっはっは、追い詰められた人間のありさまは楽しいなあ」
李花子
「陽明様。その感じは。若干ねたばれでは」
陽明
「おっと。ところで、この回答って時間無制限なのかな?」
りかこ
「それもあれですので。かうんとをとりましょう。さん。にい。いち……
鍋島
「…………わかったぞ」
りかこ
「おっ」
鍋島
「わかったぞ、わかったぞ……貴様だろう、霧島! どんな手を使ったか知らんが貴様は1位を獲得し、さらにあの時のような屁理屈と意味不明なやっかみで俺の足を引っ張ろうとしているのだ!! どうせ演技がどうのというのでいい加減な回答をして審判に目こぼしされてるに違いない!! 答えは『霧島切子』!! どうだ正解だろう、正解だと言えええええ!!

(ブーーーー!!!!!)(10位、霧島切子、163票)

ひつじ
「ハズレーーー!! じゃあ罰ゲ……」
鍋島
うるさい!! 罰ゲームなど受けてたまるか!! 『地獄の天使』だ!!
りかこ
「せめもまもりもてっていしますねえ鍋島様! さあどなたをえらばれますか!
鍋島
戸次妹!! お前も下位であることは過去のデータから既知なのだ!! 答えは『戸次愛』!! さあ次の奴に行くがいい!!
りかこ
「ひつじさん」
ひつじ
「りかこ」
りかこ
「せーの」

りかこ&ひつじ
はっずれーーーーー!!!」(39位、戸次愛、8票)
【鍋島罰ゲーム……香椎相手にゲームの接待プレー100本勝負】
香椎
「あ? これじゃね? オーテヒシャトリ? なんかクソよええくそつまんねーーー!! センパイ弱すぎじぇねーかひゃははははは!!」
鍋島
「……フ、フフ、貴方が強いのでは?(ぐおおおおおお!!! 香椎に、香椎ごときにいいいいいい!!)」
香椎1
「アナタだぁ?」
香椎2
か・し・い・さ・ま・だ・ろハゲおらチビオラァア!!
香椎3
肉んときの恨みまだ忘れちゃいねえぞオラひーひひひひひ
香椎4
次はひとりツイスターゲームでもやってろオラ全部赤だオラァ
鍋島
ヨロコンデーーーー!!!!×××××××××××ーーーーー!!!!!!)」
霧島切子から一言
会長……会長はちょっと……疲れてると思います……その、ちゃんと帰ってきてください。お汁粉作ってまってますから。
戸次愛から一言
なんだろう、同作キャラのミスなのにうれしい。まあでも喜んじゃっていいよね? 何票かくれて地獄の天使から外してくれたみんな、グッジョブ!!
李花子
「なんだか楽そうでございますが……」
ひつじ
「あいつも結構拷問とかには耐えるタイプだからよ。『おれは死なん』とかいってさ。屈辱系が合うとみたが正解だよ」
りかこ
「こうまんなとのがたがどろみずすすってるようそうはもえですね! はあはあ!」
陽明
「それよりナチュラルに4人に分裂してることに突っ込もう」
寛造
「はるー、はるやーい、はるとわしとのかんぞーらじおー」
陽明
「寛造さんもいい加減帰ってきてください、次ありますよ!」
寛造
「はっ……なんじゃ、房石」
陽明
「頑張りましょう」
寛造
「わしには分からん……」
陽明
「いま既に出てる候補には印つけておきました。あとはもう勘でもなんでも選びましょう!」
寛造
「……悪ィな」
りかこ
はいではもどりましょー
ひつじ
3、2、1、GO!
陽明
「……とは言っても困ったなあ。僕もほとんど蓮ちゃんで絞り込んでたから……ふーむ」
李花子
恋をされていて。学生さんで。仲直りを求めておられ。お味噌汁がお好きで。絶叫する山脇様っぽくて。殺人を実行または加担されている……」
寛造
「そんなもんが人気なんか」
陽明
「ぶっちゃけ『宴』やってる僕らは全員『殺人を実行または加担』に入りますんでね。ともかく……」
ひつじ
「おいおいプレイヤー間の相談はそこらにしとけよ。残り20秒」
陽明
「んー。まあいいや、李花子さん、寛造さん、これで駄目なら後は任せました(デューン)」
りかこ
「はい陽明様」
陽明
「質問をしよう。『君の好きな人は、もう名前を呼ばれた?』
ひつじ
「さーどうだ!」


(残念ながらノーですね。和馬先輩、何位くらいだったのかなあ)
ひつじ
「だそうだが?」
陽明
「とすると、白詰乙羽ちゃんでもないんだよなあ。うん、僕も大体鍋島君と同じ候補を見てたんだけど、殺人加担の条件でひっくり返っちゃったかなあ。蓮ちゃんも鷺ノ宮桜ちゃんも、さらには日下部加奈子ちゃんも外れてしまう。そうなると選択肢は2つで、片方はいま落ちた。……ま、指針に従うべきかな。僕はルールは自分で決めたい」
りかこ
「答えを、どーぞ!」
陽明
『向島七緒』さん、君に決めた!」

(ブーーーー!!!!)(9位、向島七緒、201票)

陽明
「……あー、これはどうやら、どこかで何か間違えてるかな、条件設定に」
ひつじ
「罰ゲーム食らっとくか?」
陽明
「いや、『地獄の天使』だ。ちなみにこれで1位当てたらどうなる?」
ひつじ
「……うーんと、回答されたわけじゃなく順位が確定するから、1位が勝利かな」
陽明
「オーケーそれでいいや。こうなったら意地でも知りたくなった。死んで答えを得るとなれば僕らしいとも言えるだろう
李花子
「陽明様。素敵です」
陽明
PS Vita版『レイジングループ』、2017年1月11日ダウンロード販売開始、みんな買ってね
りかこ
ってくださいまし!
ひつじ
たのんだぜ!
李花子
よろしくお願い。いたします。あの。鍋島様が破滅されたせいで。他作品からの歯止めがないのですが」
陽明
「ええと全部計算通りさ。というわけで選ぶよ。『雪村みこと』さんだ。彼女なら条件に合いそうだし、多恵さんは……まあ多分、控えめに選んだんだろう。納豆人気が熱狂的ファンを呼び寄せた結果とみた。彼女が1位だ! 罰ゲームどんとこい!」
りかこ
「こたえは……」
ひつじ
「答えは……」
りかこ
ざんねん! 雪村様は13位です!」(13位、雪村みこと 112票)
向島七緒から一言
正直申し上げれば誰が好きだ云々をこういった場で晒し上げることは道徳的にどうかと思いますが、ともあれ1位候補に選んでいただいたこと、実際に高順位を頂けたことには感謝すべきなのでしょうね。皆さんありがとうございます。ちなみに僕が誰のことを好きとかそんなのは別にどうでもいいじゃないですか今後二度と話題に上げないでくだsわああああ!! 城本先輩!!! それはクリスマスに渡そうとしてたやつ、ああああやめてくださいいい!!!
雪村みことから一言
え、えーと、たぶん高順位だってことで選んでくれたんですよね? なら光栄だよね? 嬉しいです。こんな順位が上だって思ってなかったなあ。やっぱりみんな納豆好きなんだよね? 健康にいいもんね? 雪村みことはこれからもいい納豆づくりと竹井くんの脅は、説得を頑張ります。『レイジングループ』も頑張ってくださいね。


【陽明罰ゲーム……地獄の宿、再訪】
???
あらーーーー嫌な奴50人つれてきてくださる話どこいった殺すぞって思ってましたが御自らリピートいただけるとはーーー!!! 仲ちゃん丁重に50人分おもてなししてさしあげてーーーー!!!!
???
うんこに……うんこに……うんこ……くっくっく
陽明
くそくらえだ!!! ルールなんざくそくらえだ!!! やめときゃよかったーーーーー!!!!
ひつじ
さー会場の盛り上がり(?)とは裏腹に混迷を極めてきた1位の正体、果たして誰なのか!
りかこ
「これはもー1位の総取りですかねえ?」
ひつじ
「かもな! さあ、カウントダウン再開するぜ! 残り時間すくねーから気を付けろ! 3、2、1、
りかこ
ごー!!
李花子
「……」
寛造
「……回末の、行かんのか」
李花子
「………………」
寛造
「こん中から誰かか。ンン……」
李花子
「(デューン)」
寛造
「ン?」
李花子
「……皆様」
寛造
「何じゃ」
李花子
いただきました
ひつじ
「お?」
りかこ
「え?」
李花子
「――ふ。ふふふ。ふふふあはははは!!
李花子
そう。そうだったのですね!! 陽明様。陽明様ぁ!! やはりあなた様はわたくしの味方だった!!
ひつじ
「おいおいどーした」
りかこ
「よくわかりませんが態度的にネタバレギリギリですね♪」
李花子
「皆様根本的に勘違いをしておいでなのです! でもわたくしには分かる。わたくしだからこそわかる! あのすたんぷの。本当の意味に!!」

「学生か」という質問に対し

李花子
「答えを一気に限定に導いた。愚かなわたくしの最初の質問。しかしその前には。あのスタンプがあった!
李花子
「わたくしはこれが。『あなたは男性ですか』の質問に答えあぐねてのものだと思った。陽明様も。鍋島様もそうだったのです。だから流してしまった。しかしちがったとすれば!?
ひつじ
おおおお!?
李花子
「詳しくは伏せますが! このスタンプの後に嘘をつくことが許容されたとすれば!? 次の回答である『学生であることがなぜわかった』というご回答そのものが嘘だったとすれば!? すべての前提がひっくりかえるのです!!
りかこ
おおーーーー!!
李花子
さすれば答えはもはやひとつ! 追加の質問ももはや不要! しょうりさえも、わたしがひきとる!!
ひつじ
その答えとは、いったい!!
李花子
『山脇多恵』様です!!
寛造
多恵バアか!
李花子
そう! 思えば年末に向けあらゆるお誕生日いべんとに出没するなど根回しをしておられました! あるいは人気投票にいたずらしようといったお茶目なみなさまがたの投票先としては最高のいんぱくと!!!
ひつじ
「おい、メタ的かつすげー失礼なこと言ってるがいいのか」
りかこ
「いまさらではないですか?」
李花子
さあ!! 賽はすでに投げました!! お答えを!! お答えをおおお!!!!!




(ブーーーーーー!!!!!)(15位、山脇多恵、86票)

【李花子罰ゲーム、腕立て伏せ50回を3セット】
李花子
「ぷ。ぷ。ぷるぷるうううう……! にのうでが! にのうでがべつのいきもののようにいいいい……!!」
山脇多恵から一言
回末様があたしを1位に選んでくださったんかねえ? それはそれは、もったいないわよう。ええししなれを出しますから、お風邪など引かれんでお帰り下さいねえ。それじゃあ皆さまも、良いお年を。
ひつじ
「バアさんの良識あふれるコメントに心洗われる瞬間だな」
りかこ
「にしてもどんでん返しがつづきますが」
ひつじ
「どいつもこいつも考えすぎなんだよ」
りかこ
「かんがえすぎですね」
ひつじ
「さー、じいさんどうする? とりあえず時間なんだけど回答してくれるか?」
りかこ
「おもいつかないならさくっと罰げーむでもよろしいですよ?」
寛造
こいつよ
ひつじ
「おっ」
りかこ
「えっ」

寛造の答え……雄ヶ原蓮

ひつじ
「いいのか?」
りかこ
「みなさん避けてましたよ?」
寛造
「街のもんの理屈は知らん」
ひつじ
「ちなみに、選んだ理由は?」
寛造
「孫の小さいときに似とる。誰からも好かれる顔じゃ」
ひつじ
「ファイナルアンサー?」
寛造
「アァ?」
りかこ
「それで決定。でございますか?」
寛造
「ン」
ひつじ
「……」
りかこ
「……」

ひつじ&りかこ
おめでとうございますーーーーー!!!!(1位、雄ヶ原蓮 1,120票)
(う、うわあああー!! バレちゃった!! でもちょっと嬉しいですっ、おじいちゃん……!!)
ひつじ
「1位の雄ヶ原蓮にはとりあえず登場してもらおう!」
りかこ
司会ぱわーでてれぽーーーと!

「こ、こんにちはーー!」
ひつじ
「残念だったな! でもなかなかの接戦だったとおもうぜ!」
りかこ
「雄ヶ原連様のふぁいんぷれーがめだちました!」

「いやーたまたまですよぉ。まーでも意外と私ってばひねくれてるんだなーって再確認しましたねえ」
りかこ
「おかげですごく盛り上がりました! 罰でぶっつぶれてる他の皆様にかわってお礼もうしあげます!」
ひつじ
「ていうかそろそろ起きろ敗北者ども」
鍋島
「……年末は……ゲームは控える……」
陽明
「……うっぷ、今度こそ戻ってこられないかと思った」
李花子
「ぷるぷる。ぷるぷる」
りかこ
司会ぱわーでひきとりーーー
李花子
「はっ。かわいいお方。1位はすとれーとに。かわいらしいお方だったのですね」

「い、いやあそんな、私など寸詰まりで胸もなくて鼻も低くいですし、正直おはなしの流れに恵まれただけですよぉ」
陽明
「そんなことは無いさ。君の迷いと決断が君の運命を切り開き、それが多くの共感を呼んだんだ。それが君の1000票を越える人気につながったのさ」

「そ、そうかなあ、えへへ、ありがとうございます」
陽明
「そうそう、誇ってくれないと、僕と票数でぎりぎり争った関係上、僕の人気もあれれってなっちゃうからね」

「そっか、房石さんとぎりぎりの勝負だったんですねえ!」
ひつじ
「よかった。こいつが1位にならなくてほんとによかった」
りかこ
「超絶できれーす感がうまれますし。ばればれだったでしょうねきっと」
鍋島
「……雄ヶ原蓮。敗北は敗北として認めよう。しかし納得にはまだ至っていない。きさまの回答の理由を教えてもらおう」

「え、えーと、別にうそはついてないんでそれはいいんですけど、どうすればいいかなあ」
ひつじ
「あー、いいぜいいぜ。お前の心の中のセリフが見られるようにした別ページを用意しとくから」
鍋島
「よし……あとで見せてもらうぞ……しかしもう限界だ……俺は戻って生徒会室にこもる……霧島は鍵をあけておけ……」(退場)
陽明
「そうだな。僕も戻らないと。ええとそうだ、締め切りぶっちぎったレポートを教授に出さないといけないんだった」(退場)
李花子
「陽明様ったら。わたくしももどります。陽明様と芹沢様のしゅらばを。のぞきみせねば。それではみなさま。よいおとしを」(退場)

「……巻島、寛造さん。おめでとうございます! 当てられちゃったけど、誰からも好かれる顔って言ってくださって、うれしかったですよぉ!」
寛造
「ン」

「お孫さんといっしょに、良いお年を過ごしてくださいね!」
寛造
「……ン」

「それじゃあこれにて、しっつれいしました!」(退場)
寛造
「……」
りかこ
「いいこでしたねえ」
寛造
「……ン」
ひつじ
「んじゃあ、改めて、おめでとう!! 勝利したのは巻島寛造のジイサン、あんたできまりだ!!
寛造
「ン……」
ひつじ
やりにきー!
りかこ
「えーと。それで。豪華賞品なんですが!」
寛造
「ン」
りかこ
「……」
ひつじ
「……」
りかこ
「どーしますひつじさん」
ひつじ
「正直まったく想定してなかったんで別にこいつ的には豪華でもなんでもねー気がしなくも」
りかこ
「まーでもほかにどーすることもできませんし」
ひつじ
「だよなもう突っ走るか」
りかこ
「つっぱしりです」
ひつじ
「……つーわけで、受け取れジイサン! これがおめーの賞品だーーー!!
寛造
「ム……ぬ、うおおおおお!!?






(カタカタカタカタ……)

寛造
「どこじゃ、ここは」
??
「……あ、どもーお疲れ様です」
寛造
「ン?」
??
「勝ったんですよね、おめでとうございます」
寛造
「ン」
??
「じゃあこれ、どうぞ」
寛造
「何じゃ、これは」
??
「PlayStation®Vita版『レイジングループ』の、発売前のデバッグビルドっす」
寛造
「……」
??
「なんと商品は、世界で一番早くPS Vita版レイジングループを遊べる権利!」
寛造
「……」
??
「なんかすんません」
寛造
「ここ押せばええんか」
??
「あっはい、ゲート画像をタップして……」
寛造
「……」
??
「……」
寛造
「房石の野郎が、しゃべっとる」
??
「千枝実や春ちゃんも、しゃべりますよ」
寛造
「……ム、ン……霧が動く……?」
??
「どうですか?」
寛造
「ようできとる」
??
「よかった」
寛造
「春に渡してもええか、コレは」
??
「それはダメす。1月11日まで待って、買ってあげてちゃったらえーですよ」
寛造
「……小遣い、くれてやるか」
??
「ありがとうございます。喜ぶと思いますよー」
寛造
「うお……! おおかみの野郎め!」
??
「好きなだけ遊んでくださいね。戻りたいときはゆーてください。両生類は、デバッグしとりますんで」
寛造
「ン」

(カタカタカタカタ……)







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全ランキング(赤字は作中で紹介された順位です)
順位 名前 作品 票数
1 雄ヶ原 蓮 トガビト 1120
2 房石 陽明 RL 1064
3 回末 李花子 RL 977
4 巻島 寛造 RL 518
5 鍋島 周一郎 黒コマ 315
6 巻島 春 RL 309
7 能里 清之介 RL 305
8 白詰 乙羽 DMLC 219
9 向島 七緒 トガビト 201
10 霧島 切子 黒コマ 163
11 醸田 近望 RL 129
12 有栖 隆斗 DMLC 117
13 雪村 みこと トガビト 112
14 九段 志乃歌 DMLC 107
15 山脇 多恵 RL 86
16 織部 泰長 RL 81
17 矢木 景 DMLC 52
18 戸次 大河 黒コマ 50
19 鳩田 くるみ トガビト 47
20 コンビニ店員 RL 44
20 日下部 可奈子 黒コマ 44
22 竹井 和馬 トガビト 43
23 鷹瀬 レイ 鈍色 39
24 中原 ミシェル 黒コマ 34
25 芹沢 千枝実 RL 32
26 水無瀬 まい 鈍色 31
27 土呂 鈴 DMLC 29
28 馬宮 久子 RL 26
28 神崎 巴 鈍色 26
30 鳴河 大介 鈍色 23
31 めー子 RL 19
32 津野 るみ子 DMLC 17
33 ルナ・エカルラート・月島 鈍色 14
34 黒田 誠司 黒コマ 13
34 平木場 亜須賀 DMLC 13
36 織部 義次 RL 11
36 室 匠 RL 11
38 橋本 雄大 RL 9
39 戸次 愛 黒コマ 8
40 鷺ノ宮 桜 鈍色 7
40 清原 祐二 鈍色 7
42 城 恭介 黒コマ 6
42 雄ヶ原 悠 トガビト 6
44 井之上 亮也 トガビト 5
45 織部 かおり RL 4
45 狼じじい RL 4
45 長曽根 楓 黒コマ 4
45 並坂 千鶴 トガビト 4
49 一条 みどり 黒コマ 3
50 森野 璃々子 鈍色 2

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