新作まちくたびれWEBスペシャルコンテンツ「クイズ†キリコネア」

kirikonaire

※このWEBスペシャルコンテンツは「鈍色のバタフライ」「トガビトノセンリツ」「D.M.L.C.-デスマッチラブコメ-」と「黒のコマンドメント」のプレイヤーむけコンテンツです。ネタバレは少な目ですが、原作ネタ等がより楽しめるよう、原作をプレイしてからご覧になることをおススメします。


「……ん……?」
志乃歌
「あたたた……なんだこれ?」
千鶴
「うーん……? 確か職員室でお昼寝してたのに……」
志乃歌
「あっ、もしかして前WEBコンテンツで見た……」

「あっ本当だ!」
千鶴
「あらら、よその作品の方ね? こんにちは♪」
志乃歌
「やーどーもです先生にセンパイ。つーことはコレ夢か。よしよし今日も快眠快眠……」
千鶴
「ん~……そうだといいけれど……」

「……まずい。この状況、私達がバタフライゲーム会場に拉致された時に似てる」
志乃歌
「えっ」

「……ルナは? ルナはどこだ!? 大介、大介ーーー!!」
千鶴
「うーん、確かに誰かの作為を感じるわねえ……悪い子たち、先生の後ろに隠れてなさい」
志乃歌
「……あー、んー、いや他意はないです、ないですけども、何故かマイ警戒心が……」
千鶴
「ん~♪ あら~♪」

「ルナー!! ルナァァァーーーー!!」
切子
「落ち着いて下さい……」
志乃歌
「あっ、あなたも確かどっかで見たような」
切子
「南部高校、生徒会副会長の、霧島切子です……」
千鶴
「『黒コマ』の2年生の子ね♪ あなたも拉致されてきたの? それとも……うふふ」

「まさかキミがルナをっ、いや違う落ち着け、フゥフゥ、えーと、キミが私達を拉致したの!?」
切子
「それは……正確じゃない……」
千鶴
「正確じゃない?」
志乃歌
「6・4で拉致、とかです?」
切子
「1・9で拉致じゃない……」

「1割は拉致なんだな……」
切子
「私がしたのは……召喚……」
千鶴
「召喚状なんて頂いてないわよ~?」
志乃歌
「……おっと、これはもしや美弥ちん事案か?」
切子
「九段さんのほうが近い……けど……もっとメタ的でご都合主義な現象……」

「いったい何言ってるんだキミは」
切子
「話すの……得意じゃないから……はしょって言うけど……」
切子
「私は諸般の事情で……歴代ノベルADVシリーズから……超常的方法で……呼び出したの……」
切子
「私にちょっと似た人を……」
みんな
「……」

「……まあ、髪を1つにまとめてるとか?」
志乃歌
「本編でシブい活躍したとかかなー」
千鶴
「ファッションセンスの良さかしら~?」
切子
「……加えて……私くらい地味な人……」
志乃歌
思わないでもなかったーーー!!

「しっ失礼だなあ!! 確かに鷺ノ宮とかに比べれば私は地味かもしれないけど!!」
千鶴
「でも確かに、人気順でいえば微妙な……♪」
志乃歌
「何だろう、先生だけには言われたくないような……!!」
千鶴
いつのタイミングで黙らせようかしら♪(九段ちゃんは心配性ね♪)」
志乃歌
本音とセリフが逆転してますから!! まーとにかく霧島センパイは自分に似たキャラを呼び出したと!」

「一体なにが目的なの?」
切子
「……」
切子(司会)
(すっ……)

「……仮面……?」
志乃歌
「犬? キツネ?」
千鶴
「あら可愛い」
切子(司会)
黙れザコども……です」
千鶴
「あら♪(殺そうかしら♪)」
切子(司会)
「ここは私が仕切ります……余計な口聞いてんじゃねえ……です……」

「……なあ九段、いきなり凶悪になったけど何かなアレは」
志乃歌
「ククククク……ドウヤラ我トハ相性ガ悪イ相手……」

(あっ地雷踏んだ)
志乃歌
「はっあたしゃ一体何を! しかし『霧島切子センパイは演劇志望で演技が好き的な設定が生かされた』というシークワーズがこんなところに」

原文どんななの!?
千鶴
「なるほど仮面(ペルソナ)ね……お面遊びなら多めに見ようかしら……♪ では説明をお願いね?」
切子(司会)
「へいへいです……それじゃあ……」
切子(司会)
セットアップ……!
ジャーン!!
志乃歌
うおおおお!? 一瞬にしてクイズ番組的なスタジオ設備が!!

待て! いまの効果音と九段のセリフで状況描写すませる気か!?
千鶴
「停電しなかっただけマシよ?」
切子(司会)
「しずまれ切子にもなれない者たちよ……です」

「霧島あんまり無理しないほうが」
志乃歌
切子にもなれない者たち……?」
切子(司会)
「そう……地味とは言っても……霧島切子は最終局面で魅せ場もあり……隠れ巨乳など……設定にめぐまれ……」
志乃歌
「ぐっ……確かにあたしゃ最後ニューウェーブなまはげ踊っただけだけど……」
切子(司会)
「そして……最終的に生還した……」

やめろーーー!!
千鶴
うふふ……♪(ぷるぷるぷる)」
切子(司会)
「そんな切子にもなれないてめえらに……切子となるチャンスをあげましょう……」
切子(司会)
クイズ†キリコネア……開幕……!!
……
志乃歌
「もしかしてそれがいいたかっただk」
切子(司会)
「とう……」
志乃歌
ごぼぉっ!!

九段ーーー!! くそ、作品は違えど可愛い下級生を!」
切子(司会)
「従わねばルナちゃんの命はない……」

「九段なんてまったく可愛くない下級生です」
志乃歌
「センパイひっでえ!! エビフライぶつけんぞ10トンの!!」
千鶴
「うふふ、悪い子たちの本性が出てきたわね☆」
切子(司会)
「争うならクイズにしとけ野蛮人ども……です」
志乃歌
「先にニードロップかましといて野蛮人呼ばわり! つーか何なんすか『切子となるチャンス』って!?」

「……はっ、もしかして霧島なみの待遇で新作に再登場とか……!?」
志乃歌
なんと!?
千鶴
「詳しく話を聞こうかしら……♪」
切子(司会)
「私の力でできるのは……私と同じ待遇くらいでしかないけど……」

「……それでも構わない! 少しでもルナと一緒にいられるチャンスがあるなら、私は参加するよ!」
千鶴
「先生も参加するわ。楽しそうだし……♪」
志乃歌
「う、うーん……あたしはどーしようかな……別にここで権利貰わなくてもな……」
切子(司会)
「副賞としてちょっとした賞金も出るわこのZENIGEBAども……です」
志乃歌
やる!! ちょうどグラボ替えたいと思ってたんだ!!」
切子(司会)
「よろしい……ならば席につけこの世の病巣ども……です」

「だんだん侮蔑語の方向性がおかしくなってきたぞ」
志乃歌
「席順は……若い順で1番2番3番でいいです?」
千鶴
「あら、じゃあ私が1番ね♪」
志乃歌
「……」

「……」
切子(司会)
「席順に優劣はないからとりあえず席につけドルァ……です」
志乃歌
「巴っちセンパイ、ここはノーツッコミで無難にいくしかないっす」

「だね……勝負はクイズでつければいい」

1番……千鶴
2番……志乃歌
3番……巴

切子(司会)
「ルールの説明……クイズ†キリコネアは早押し方式……答えが分かったカスはとっととボタンを押せや……です」

「フツーだな」
切子(司会)
「ただし……回答者には30秒の回答時間が与えられます……その間は何度でも回答可能……さらにその間に『コンタクト』を宣言すれば……各自1回だけですが……タイマーが止まり……助けを得ることができます……」
志乃歌
「え、早押しって大概すぐ答えないとアウトだしチャンスは1回だけど、そんな有利でいいの?」
切子(司会)
「茶々がうるせーけど丁度いいので許容してやる……です……確かに有利だけど……そのぶん時間切れお手付きのペナルティは大きいから……気軽に押さないほうがいいぞ……です」
千鶴
「どんなペナルティ?」
切子(司会)
本編をほうふつとさせる凄まじい罰ゲームに遭いながら次の問題は1回休み……」

「とてもいやなよかんがする」
千鶴
「かなりいやなよかんがするわね……♪」
志乃歌
「『コンタクト』っていうのは?」
切子(司会)
まだ私たちが会ったことの無い某村在住のキャラクターたちにランダムに電話で問い合わせられる……」
志乃歌
「……はっはーん」

「なるほど……?」
千鶴
「うーん?(やっと企画の趣旨が分かったわ。回りくどい番宣ね♪)」
志乃歌
「よーし大体飲み込めたぞ。幸いティザーサイトも見てたしな! 問題は10問くらい? 正答数で争う感じ?」
切子(司会)
「……」

志乃歌罰ゲーム……川に落とされる

志乃歌
「ぎゃーーーーーーー!?」
切子(司会)
「過度な先回りは禁止だボケ……です……ちなみに条件は偶然いま言われた通り……」
千鶴
「なるほど……6問とれば勝利確定ね……♪」

「それより罰ゲームが命に関わるんだけど……いや予想はしてたけど……そしてなぜ突然川が出現……」
切子(司会)
「特別サービスで1回休みは勘弁してやる……です」
志乃歌
「ぜぇぜぇぜぇ……るみ子に濁流での泳ぎ方習っとくべきだった……」
切子(司会)
「それじゃあ……心の準備はいいかビッチども……です」
千鶴
「はぁ~い♪」
志乃歌
「ちくしょー! こうなりゃ来い!!」

「私はビッチじゃないけど……やるしかないんだろ?」
切子(司会)
「よろしい……では……クイズ†キリコネア、開幕……です!

第1問……12世紀に女真族の王朝を打ち建て、北宋と結んで契丹人の王朝に打撃を与えた皇帝の名前は?

志乃歌・巴
新作関係ねええええええ!!
千鶴
(デューン)
切子(司会)
「はい1番……」
千鶴
「完顔阿骨打(ワンヤンアグダ)」
切子(司会)
「ぴんぽん……正解です……」
千鶴
「やったぁ♪」
志乃歌
「いやいやちょっと待って何語だよそれ」

「……世界史の授業で出たような……あっ金の太祖? 分かりやすく言ってよ!」
千鶴
「うふふ、勉強不足ね♪ こんど特別授業をしてあげるわ♪」
志乃歌
「絶対ヤバい気がするしっ偏りすぎた出題はずるいじゃーん!!」
切子(司会)
「つべこべ言うなあんぽんたんども……です。次いくぞ……です」

1番.千鶴………1点
2番.志乃歌……0点
3番.巴…………0点


「……まずいよ九段、難易度激ムズだ」
志乃歌
「でっすねえ……歴史問題がこれ以上でると……」
切子(司会)
「問題……」

第2問……ハワード・エイケn

志乃歌
きたああああああ!!(デューン)」
千鶴
「えっ」

「はやい!?」
切子(司会)
「はい2番……」
志乃歌
ガ!!!
???
~~~~~~っ!!

「!? いまのは──」
切子(司会)
「ぶー……はずれです……」
志乃歌
「えっしまった! えーとえーと、ハーバードマークツー!」
切子(司会)
「ぶー……はずれです……」
志乃歌
「は、ハーバードマークワン! スリー! フォー!!」
切子(司会)
「ぶー……はずれです……」
志乃歌
「あわわわわ!! アメリカ! オランダ! 湯豆腐! うんこ!!」
切子(司会)
「ぶっぶー……時間切れです……」

志乃歌罰ゲーム→ゲチョゲチョ鬼ごっこ1分間

ゲチョゲチョ
「ゲチョゲチョーーーーッ!!!」
志乃歌
「うっぎゃああああああああ!!! トラウマがああああああ!!」
切子(司会)
「死んだら当然失格です……」
千鶴
「敗北は死と同義ね♪」
切子(司会)
「では続き……問題……」

第2問……ハワード・エイケンと共同してアメリカ初の電子計算機を設計したことでも知られる、COBOL言語の開発者の名前は?

千鶴
(デューン)
切子(司会)
「はい2番……」
千鶴
「グレース・ホッパー」
切子(司会)
「ぴんぽん……正解です……」
千鶴
「楽勝~♪」

「先生は技術史まで押さえてるのか……!?」
千鶴
「いいえ~、ただこれはたまたま最近コンピュータとかについてある悪い子と相談する機会があってね? 九段ちゃんはきっとグレースの『ガが機械に入り込んだ』エピソードと勘違いしたのね~」

「……ガ! ガ! ガガガのガ!
???
~~~~~~っ!!

やっぱりどこからかルナの気配がする! 霧島、ホントにルナの身柄を押さえてるの!?」
切子(司会)
「丁重に扱ってる……あとあと来てもらうから私語はそれくらいにしとけ……です」

「くっ……しかし、先の見通せない難問に対して2点先取されるとは……」
千鶴
「うふふ♪ 切子ちゃんになるのは、せ・ん・せ・い♪」

1番.千鶴………2点
2番.志乃歌……0点(1回休み)
3番.巴…………0点

切子(司会)
「2番1回休みで……次の問題……」

「まずい……まずいぞ」

第3問……「狼男」を意味するギリシャ語を元とし、獣化の症状を病気や呪いとしてとらえて呼ぶ場合のファンタジー用語は?

千鶴
「……う~ん? ファンタジー用語? ギリシャ語……?」
切子(司会)
「1分回答者がいないと回答者無し……次の問題へ……なお総問数は10問……お忘れなく……」
千鶴
「ん~……まあいっか、先制してるし」

(くっまずい、残問数が減るほど先取してる方が有利……)

(……ん、待てよ……? 確か大介や清原がサイコロ使って遊んでたゲームで……)

(……くっ、大丈夫だ! 罰ゲームでは死にはしない!)

(デューン)
切子(司会)
「はい3番……最初の挑戦……」

「……ラ……ライカン、スローピィ?」
切子(司会)
「……」
切子(司会)
「ぴんぽん……正解です」

「やったー!! やったぞルナ聞いてるかルナ!!」
千鶴
「むむ……♪」

1番.千鶴………2点
2番.志乃歌……0点
3番.巴…………1点

志乃歌
「ぜはー、ぜはー! くっそう何とか生還したぞ。っていうかようやく新作の話題に近付いてきたんじゃないかコレ」
切子(司会)
「なんのことだか……です。さて2番復帰して、次の問題……」

第4問……「村人」と「人狼」に分かr


仕掛けどきだ!!(デューン)」
志乃歌
「おおっ」
千鶴
「頑張るわね♪」
切子(司会)
「はい3番……」

人狼ゲーム!
切子(司会)
「ぶー……はずれです……」

「えっ……な、汝は人狼なりや?」
切子(司会)
「ぶー……はずれです……」

「でゅ、でゅ、デュスターなんとかの狼男!」
切子(司会)
「ぶー……はずれです……」

「……思い出した! 鷺ノ宮が言ってた人狼ゲームの元型! 『マフィア』!!」
切子(司会)
「ぶっぶー……時間切れです……」

巴罰ゲーム→桐生つばさ5体に侮辱されながら激辛うどんを完食する

つばさA
「ひゃははははは!! ねえねえどんな気持ち!?」
つばさB
「ぶざまだね神崎さァん!!」
つばさC
「そんな目で見ないでくれ! 視線でシャツが汚れるじゃないか!」
つばさD
「僕はこの場全員の胸のサイズに興味がある! 君を除いてだ!!」
つばさE
「安心してよ、ルナは僕が責任もって養子に迎えるから!」

「辛いいいいい!! 気が狂うううううう!!」
千鶴
「彼はフェミニストって設定じゃなかったかしら……♪」
志乃歌
「さらっと5体出てきてるほうにつっこもーぜ先生」
切子(司会)
「休みが明けても食べ終わらないかぎり復帰できない……問題です」

第4問……「村人」と「人狼」に分かれての心理戦を行うのは「人狼ゲーム」ですが、「看s

千鶴
(デューン)
志乃歌
「あっあっあーーっ! ボタン押したのに!!」
切子(司会)
「1番……どうぞ……」
千鶴
「プリズナー・ゲーム♪(キメ顔)」
切子(司会)
「……」
切子(司会)
「……ぴんぽん……正解です……ちなみに問題は『看守』と『囚人』に分かれての心理戦を行うのは? と続く……」
千鶴
「これは先生が答えられなきゃね~♪」
志乃歌
「ちっくしょう……これなら答えられたのに……!」

1番.千鶴………3点
2番.志乃歌……0点
3番.巴…………1点(1回休み)

切子(司会)
「では……次の問題……」

第5問……新作の舞台・藤良村(ふじよしむら)に伝わr

志乃歌
(デューン)
切子(司会)
「2番……攻めてやがるな……です」
千鶴
「あらあら、今のところ先走った子は痛い目見てるわよ?」
志乃歌
「──申奈明神(しんないみょうじん)!」
切子(司会)
「ぶー……はずれです……」
志乃歌
「かりばのあるじ、おおかみ!」
切子(司会)
「ぶー……はずれです……」
志乃歌
「くらのみはり、へび!」
切子(司会)
「ぶー……はずれです……」
志乃歌
「のきのはみて、からす!」
切子(司会)
「ぶー……はずれです……」
志乃歌
「ねやのはしため、くも!!」
切子(司会)
「……」
切子(司会)
「……ぴんぽん……正解です……」
志乃歌
よっしゃああ! これまでの発表は読み込んでたもんね! ちなみに問題は『藤良村に伝わる物語で重要な位置をしめる“申奈さん”の使いの動物のうち、唯一の節足動物は?』とかそんなだろーセンパイ!!」
切子(司会)
「……司会者のセリフを奪うものにはまた罰を……」
志乃歌
わーごめんごめん!
千鶴
「ん~……やるわね、システムを理解した上での力技……♪」

1番.千鶴………3点
2番.志乃歌……1点
3番.巴…………1点


「……ひ……舌(ひた)と耳(ひひ)が……これれクイズとからいじょうぶか……」
切子(司会)
「聞き苦しいから司会パワーで回復しやがれ……です」

「……おお、治った! 何でもありだな司会パワー……」
切子(司会)
「今のところ1番が有利……だけど逆転も十分可能……」
千鶴
「させないわ♪」
志乃歌
「くっそ、あたし向けのサービス問題落としたのが痛い……!」
切子(司会)
「ここでボーナスタイム突入……」
志乃歌
「ほ?」
切子(司会)
「より白熱するクイズに備え……回答者ごとに助っ人がつく……」

「それは──まさか──!!」
ルナ
「ともえ……!!」
彩音
「どぼぉー…千鶴せんせい……自分でよければ手伝う……」
るみ子
「志乃歌さん、この劣勢はいただけないわ」

ルナァアアアアア!!!
ルナ
「ともえ! いっぱい言って笑っちゃってはずかしい……!」

「ごめんねルナァ! 無事でよかった! ルナがいれば100人力さぁ!」
ルナ
「がんばろ……」
千鶴
「……うふふふふ、これは、勝ったわね♪」
彩音
「それはどうかなー……」
千鶴
「だって西城さんは人生で聞いたことは絶対忘れないでしょ?」
彩音
「うんまー自分はそーではあるんだが……」
るみ子
「第2問は残念だったわね」
志乃歌
「いやー焦った焦った。でもさっきのはうまくやっただろー?」
るみ子
「ええ。勝負に臨む心の強さは素晴らしいわ。私もうまく使ってね」
志乃歌
「うまく使う?」
切子(司会)
「言っとくけど助っ人は直接回答はできねーぞ……です」
志乃歌
「えええ!?」
切子(司会)
「あたりめーだろ……です。だってそんなことしたら人気も知能も数段上の助っ人にお前ら全部食われるだろーが……です」

「ぐっ……」
千鶴
「……ん~♪ えきせんとりっく☆彩音ちゃんと比べたら……否定できない♪」
志乃歌
「……あたし人気だと……」
るみ子
「(じーっ)」
志乃歌
「いやいや、もちろん頭ではるみ子に勝てないってばよ」
るみ子
「……いずれ人気でも追いつくわ……」
切子(司会)
「その代わり……助っ人は1人1回だけ……特殊能力が使える……」
志乃歌
「おお、なるほどゲームっぽい」
切子(司会)
「それぞれの能力は……パートナーからこっそり聞きやがれです……」
千鶴
「なるほど♪ 相手の手持ちのカードは知れないわけね♪」
志乃歌
「それってプリズナーゲームのルールでイマイチって言われたところじゃなかったっけ」
千鶴
「おだまり♪」

「構わないさ! ルナがいれば私は戦える!」
ルナ
「がんばって……! ちなみに……ぼくの能力は……」

「……! なるほど、ルナらしい……!
彩音
「自分のはだなあ……」
千鶴
「……あらら、これは……チート級ぅ♪」
るみ子
「私の力は……」
志乃歌
「……」
志乃歌
「……超重要だなー」
るみ子
「使うタイミングが大事だわ」
切子(司会)
「では……次の問題……」

第6問……藤良村の中でも貧しい集落を休水(やすみず)といいますが、休水集落が最近輩出した大学生の所属学部は?


「……え?」
千鶴
「ん~? そんな情報、開示されてたかしら……?」
志乃歌
「勝負だ!(デューン)」
切子(司会)
「お……2番どうぞ……です」
志乃歌
『コンタクト』を使う!!

「あっ忘れてた」
志乃歌
「理解したっ! こっから先はコンテンツのおさらいだけじゃなく微妙に新情報も出るんだ! となれば情報引き出すのがあたしらの役目ってこと! だからこいつが役に立つ!!」
るみ子
「志乃歌さん、イカすわ」
切子(司会)
「『コンタクト』許可……すぐに会話は繋がります……」
とぅるるるる、ガチャッ
志乃歌
「もしもし! 大学生の芹沢千枝実(せりざわちえみ)さんですか!?」
???
「いえ、違います……すみません」
志乃歌
「ぐおー残念! しかし声からするとあたしと同じくらいの歳の人とみた!」
???
「高校2年生ですが」
志乃歌
「センパイキター! そしたら進路問題大事ですよね! 芹沢さんの所属学部ってどこか分かりますか!」
???
「え……な、なんでそれを僕に、いや別に僕は法学部志望ですし千枝ねえを追いかけようなんて少しも思っては」
志乃歌
「そっちも気になるけど今は答えをくれえーーー!!」
???
「人文学部、言語人類学コース、シナ・チベット語族研究ゼミです!!」
志乃歌
人文学部、言語人類学コース、シナ・チベット語族研究ゼミだぁーーー!!
切子(司会)
「……」
切子(司会)
「……ぴんぽん、正解です……!」
志乃歌
「やったぁーーー!! どーもです電話の人!」
???
「やあ、良かったです。ちなみにホントに千枝ねえと僕は(ブツン)」
志乃歌
「あー了解っす(お客さん納得しないだろうけど)」
るみ子
「やったわ志乃歌さん。でも先は長いけれど」
志乃歌
「そうだね……頑張らなきゃ……」
切子(司会)
「通話終了……」

1番.千鶴………3点
2番.志乃歌……2点
3番.巴…………1点

ルナ
「ともえ……ピンチだよ……」

「分かってる……だけど全然分からない問題に対して繋がる先がランダムなコンタクトだぞ? これはクイズなのか……?」
ルナ
「大丈夫……ぼくがいるから……ただのくじびきにはならない……」
千鶴
「ん~……残り4点か……あと2点押さえれば勝ちなんだけどなぁ……」
彩音
「そうなのかぁ~」
千鶴
「ええ、5点取れば、他の2人にはもう追いつけないから」
彩音
「じゃあまずは1点だぁ~……あとは自分が勝たせる~……」
千鶴
「頼もしいわ♪ じゃあ次は、勝負するわね……♪」
切子(司会)
「次の問題……」

第7問……藤良村には「夕霧が立つと『宴の支度』をする」というしきたりがあるが、この『宴の支度』とは? 3つ答えよ

志乃歌
「ぐぐぐ……また新情報じゃないかぁ……」

ここは私がとる!!(ダンダンダンダン!!)」
千鶴
させないわ~♪(ダンダンダンダン!!)」

(デューン)

きた!! 『コンタクト』!!
切子(司会)
「『コンタクト』許可……すぐに会話は繋がります……」
とぅるるるる、ガチャッ

「もしもし、聞こえますか!?」
???
「あ~~~?」

「……」

「もしもし?」
???
「おぉ~~~?」

「……」

「あの、『宴の支度』って」
???
「おおかみが、くる」

「え?」
???
「おおかみが、くる……」

「いや、その、おじいさん……? 聞きたいのは『宴の』」
???
おおかみがくるぞォーーーーーー!!!(ブツン)」

──────っっっっ!?

「……」
切子(司会)
「あと5秒……」
千鶴
(神崎さん、終わったわね♪)
志乃歌
(こんなんどうしようもねーだろ……)
切子(司会)
「3、2、1……」

──ルナ!!
ルナ
「……了解。能力『交換者』を使用、対象は……1番……!

ルナの能力『交換者』……任意のタイミングで回答者になる。回答者のとき使用すると、誰かに回答者を代わってもらえる。

切子(司会)
「──能力発動を許可……1番が回答者になりました……」
千鶴
「……あらあら? 残り1秒で?」
切子(司会)
「タイマーは元に戻る……」
千鶴
「コンタクトは使えるかしら?」
切子(司会)
「使えるけど……さっきのに繋がる……」
千鶴
「おじいちゃんかぁ……う~ん……♪」
千鶴
神崎さん、やったわね……♪
切子(司会)
「ぶっぶー……時間切れです……」

千鶴罰ゲーム→電気サスマタで1分間小突き回される

千鶴
あ゛あ゛あ゛あ゛~^!!!! ざずが効ぐわ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~!!!!!
切子(司会)
「他に回答する人は?」

「……念のために聞くが、同率首位になったらどうなる?」
切子(司会)
くすぐり合戦で勝負を決めやがれ……です」

「何なんだその手段は! ……くそ、しかしこれは詰みなのでは……」
志乃歌
「……」
切子(司会)
「……では、この問題は正解者なし。ちなみに回答は『みそぎ』『ものいみ』『ゆめまくら』の3つ……」
彩音
「ぐうぐう……きいたこともないぞぉ……」

1番.千鶴………3点(1回休み)
2番.志乃歌……2点
3番.巴…………1点

ルナ
「コンタクトも能力も使い切った……残ってるのは1番のコンタクトと能力……3番の能力……残る問題は……3問だけ……」

「これは……詰みじゃないか? 次以降、2番と3番が得点できる気がしないぞ……」
志乃歌
「……」
るみ子
「……」
切子(司会)
「絶体絶命のアホどもよ……次の問題……です」

第8問……藤良村・休水集落をを訪問したジャーナリストの女性が目当てにしている郷土料理の名前は?


「……分からない。そんな情報出てなかったはずだ……」
ルナ
「……ともえ……とにかく答えてみるのもアリだよ……罰ゲームはぼくも受けるから……」
志乃歌
(デューン)

「!?」
切子(司会)
「はい2番……」
志乃歌
「──るみ子!
るみ子
「分かったわ。能力『言霊使い』を使用します

るみ子の能力『言霊使い』……全員の『コンタクト』と、『言霊使い』を除く全員の『能力』の使用権を復活する。

切子(司会)
「──能力発動を許可……使用権が復活しました……」
ルナ
「──!? ちからがもどった!」

「そんな能力があっただと!!」
るみ子
「そう。1番が『コンタクト』と『能力』を残している状態で一方的にアドバンテージを得るには、志乃歌さんが回答権を得、彼女が罰ゲームで痺れている今しかなかった」
志乃歌
「そういうことだ! そしてあたしは『コンタクト』を宣言!!
切子(司会)
「『コンタクト』許可……すぐに会話は繋がります……」
とぅるるるる、ガチャッ
???
「やあ、こんにちは」
志乃歌
「どーもこんにちは! 藤良村の住人の方ですか!?」
???
「ええと、うん、そうだね」
志乃歌
「そっちの郷土料理の名前ってわかりますか!?」
???
「そんなことより次の衆議院選挙どっちが勝つと思う?」
志乃歌
待てーーい!!
???
「あははごめんごめん。で何だっけ、黒ゴマプリンの作り方?」
志乃歌
「おちょくってるなお兄さん!?」
???
「ばれたか!!」
志乃歌
ぐあああハズレだあああ!!
???
うぴょぴょぴょぴょぴょーん
志乃歌
あんたはヤギちゃんか!! もーいいお邪魔しましt」
???
「『ししなれ』だよ」
志乃歌
「えっ」
???
「『ししなれ』。変わった発酵食品だよ。クイズ頑張ってね、それじゃ(ブツン)」
志乃歌
「……答えは、『ししなれ』……?」
切子(司会)
「……」
切子(司会)
「ぴんぽん、正解です……!」
志乃歌
やったー!! 一時はどうなるかと思ったああああ!!

「なんだったんだ今の奴……」
るみ子
「でも……志乃歌さん」
志乃歌
「……ああ、分かってる」

1番.千鶴………3点
2番.志乃歌……3点
3番.巴…………1点

千鶴
う~~~ふ~~~ふ~~~……よくもやってくれたわねぇ……♪

「くっ……」
ルナ
「こわい……!!」
千鶴
「有利をひっくり返したつもりかもしれないけど……これで九段さんにはもう手はないわね……♪ 巴ちゃんは単独であと2点取れるかしら? くすぐりっこする?」

「……最後まで、分かりませんから!」
切子(司会)
「いいですか……じゃあ次の問題……」

第9問……「死人が戻って来ませんように」という意味をもつ、藤良村界隈の特別な言い回しは?

千鶴
(ダンダンダンダン!)

(ダンダンダンダン!!)
千鶴
(デューン)
千鶴
「勝った……♪ 西城さん、お願い……♪」
彩音
「ごべぁー……能力『邪神の横暴』を使用する……」

彩音の能力『邪神の横暴』……現在回答中の問題を○×問題に変更する。誤答は即座にお手付きとなる。

志乃歌
なんだそのチート能力!?
千鶴
「うふふ♪ みんなのも結構チートだったじゃない、さあ司会者さん?」
切子(司会)
「──能力発動を許可……問題を変更します……」

第9問……「死人が戻って来ませんように」という意味をもつ、藤良村界隈の特別な言い回しは、「をちなかれ」である。○か×か?

千鶴
「答えは──」

ルナ!
ルナ
能力『交換者』を発動するよ……!!

ルナの能力『交換者』……任意のタイミングで回答者になる。回答者のとき使用すると、誰かに回答者を代わってもらえる。

るみ子
「! 復活した能力をここで使用するのね……!」
千鶴
えええ!? 能力行使のタイミングで使えるっていうの!?
切子(司会)
任意のタイミング/だから問題ない……です。能力発動を許可……3番が回答者に」
ルナ
「ともえ、でも2択……」

「ああ、しかしこうなったらもう丁半バクチ……流れが来てるかどうかに賭けるさ!」

答えは、○だ!!
切子(司会)
「……ぴんぽん。正解です……!」

1番.千鶴………3点
2番.志乃歌……3点
3番.巴…………2点

彩音
「全員同点が見えてきたぞぼぼぼぉ」
千鶴
「……九段さんが、妙に静かなのよね? 諦めたのかしら?」
志乃歌
「……」
千鶴
「まあいいわ♪ どうやら『コンタクト』を残した2人の一騎打ちね♪」

「……九段、津野、すまない。お前たちの能力で生かされたようなものだね、私は」
るみ子
「あら。人を気遣う余裕がおありなの、先輩」
ルナ
「がんばって、ともえ……!」

「……だな! 分かった!!」
切子(司会)
「最後の……問題です……」

第10問……くくれや、ひとひに、ひぃとり、○○○○○?

千鶴
(バンバンバンバン!!!)

(バンバンバンバン!!!)
千鶴
(デューン)

「くそっ!! 強い……!!!」
千鶴
『コンタクト』、よろしくね♪」
切子(司会)
「『コンタクト』許可……すぐに会話は繋がります……」
とぅるるるる、ガチャッ
???
「はいはい、はいはい……」
千鶴
「もしもし、藤良村にお住まいの方でらっしゃいますか?」
???
「……ええ、ええ、そうですがねえ、どなたかねえ?」

(おばあちゃんの声だ……)
千鶴
「わたくし市立志加多第三高校の教師で並坂と申します。少々伺いたいことがありまして」
???
「……ええ? はあ、まあ……」
千鶴
「『くくれや、ひとひに、ひぃとり』の続きを、ご存知でしょうか?」
???
なんでその唄をご存知ね!
千鶴
「えっ」
???
「その唄はねえ、休水のもんの大事な唄よぉ! よその人にどうこう言われたく無いわ!!(ブツン)」
千鶴
「も、もしもし!? あ~~、このパターン……♪」
切子(司会)
「3、2、1……ぶっぶー……時間切れです……」

千鶴罰ゲーム……ギチギチストッキングの刑

彩音
ごめん……千鶴先生……ごめん……
千鶴
おびょびゃばばびゃばばばばあーーーーー!!!!
るみ子
「……志乃歌さん! あんなの見たことないわ……!」
志乃歌
「みちゃだめだるみ子、尊厳にかかわる……!」
ルナ
「こわい……!(がたがたがたがた、ちらっ、がたがたがた)」
切子(司会)
「……どうするの、神崎巴さん。罰覚悟で勝負に挑むの……? それとも大人しく優勝決定戦を見守る……?」

「口調が戻ってるよ、霧島」
切子(司会)
「……いけねえいけねえ……です。で……どうするの」

「もちろん、行動は決まってる」

(デューン)
ルナ
「ともえ!」
切子(司会)
「1番、回答開始……!」

『コンタクト』!!
切子(司会)
「『コンタクト』許可……すぐに会話は繋がります……」
とぅるるるる、ガチャッ
???
「はいはい、はいはい……」

「こんにちは」
???
「……また何ぞよう分からんさっきの人らかね。唄は教えられん!」

「おばあちゃん、こんにちは」
???
「……?」

「私にも、おばあちゃんがいてね? 遊びにいくたびにうどんとか打ってくれて……ばっちゃのうどん、大好きだったんだ。最近あんまり会いに行けなくて、寂しいんだけど……」

「おばあちゃんとおはなしするの、ばっちゃのこと思い出せそうで、楽しみにしてたんだけどな」

「ごめんね……ごめ、んね……」
???
「……ま、待って待って。あたしで良ければお相手するわよぉ」

「……ありがと、おばあちゃん……!」
30分後……
千鶴
「……あの~……神崎さん♪ これっていつまで続くの?」
切子(司会)
「……コンタクト中はタイマーが止まってるから……」
志乃歌
「……その手があったかー」
???
「あたしにも孫がおりゃあ、あんたくらいかねえ……はよう匠が結婚して子供作ってくれれば、孫のようにかわいがるのにねえ……」

「私、今度遊びにいくよ!」
???
「ええんかね? そりゃあ、ええ『ししなれ』を出してもらわんと……」

「私もいっぱいお土産持っていくね!」
1時間後……

「ふむふむ、それって遊べるんだ」
???
「ええ、ええ、そうよぉ。手をこう合わせてねえ」

「こんど行ったとき、教えてくれる?」
???
「ええわよう」

「……唄は、教えてくれたら、それまでに覚えておくよ?」
???
「そう! そりゃあ嬉しいわねえ」
志乃歌
「まさかの粘り勝ちっすかー」
千鶴
「う~ん♪」

「……ありがとう、本当にありがとうね、多恵ばっちゃ! 今度、かならず行くから!」
???
「はいはい、ええ子ねぇ……またねえ、巴ちゃん……」

「……というわけで、『しんないもうで』の最後の部分の歌詞は、こうだ」

くくれや、ひとりに、ひぃとり、『きりたった』
切子(司会)
「……」
切子(司会)
「……ぴんぽん、正解です!」

1番.千鶴………3点
2番.志乃歌……3点
3番.巴…………3点

切子(司会)
「まさかの全員同率1位、つきましては──」
志乃歌
うぉりゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!

!?
千鶴
!?
志乃歌
先生の電撃とストッキングで甘くなったワキをあたーっく!!!
千鶴
「ひぐっ…………こ、ここ、こんなひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!?

「──九段! お前この瞬間を待っていたな!!
志乃歌
あたぼうよ!! 勝ち筋がサドンデスしかないと思えばそこに全精力を注ぐは必定!! ガ!! ガ!! ガ!! ガが100万匹!!
ルナ
~~~~~~~~~~~~!?

「なああああああ!?  あああああああ!! ルナがかわいいいい!!!
千鶴
ひゃあひゃひゃはやはひゃひゃ、さ、さ、西城しゃひゃはああん! たしゅけ、たしゅひゃひゃひゃ!!!
彩音
「どぼぼぉ……」
るみ子
「……人の形を失いつつあるわ……遅すぎたのね……」
志乃歌
「もー固まってるぞ!! レフェリーカウントとれ!!」
切子(司会)
「フォール……ワン……ツー……スリー……かんかんかーん」
志乃歌
ガーーーーーー!!!
ルナ
~~~~~~~~!!

「し、しまった! 悶絶するルナを愛でてる隙にひひいああはははははははははははは!!!!
志乃歌
レフェリー!!!!
切子(司会)
「……ワン……ツー……スリー……かんかんかーん」
切子(司会)
……クイズ†キリコネア……
切子(司会)
勝者となり……切子となる権利を得たのは……九段志乃歌さんです……!
志乃歌
やったーーーーーー!!
るみ子
「見事よ、志乃歌さん。どんなえげつない手段を使っても勝ち残る、それでこそ私の親友ね」

「とんでもない……茶番だったな……」
千鶴
「……う~ん……報復は……いつにしよう♪」
-後日-
鍋島
「早くしろ、霧島」
鍋島
「手が止まってるぞ、霧島」
鍋島
「スケジュールが遅れている。速度を3割早めろ、霧島」
志乃歌
「……あのーだからあたし霧島ではなくてですねーセンパイ」
鍋島
「ゲームの結果誰かが霧島の役を務めると聞いた。よく意味は分からんがゲームの結果なら真摯に向き合うべきだろう。休日出勤で古本市のパンフレット1000冊を手折りするスタッフ……俺のポケットマネーでバイト代は出すのだから文句は言わせん。きりきり働け、霧島」
志乃歌
こんなこったろーと思ったよちくしょーーーーーー!!

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