amphibianです
振り返ってみるに この仕事をはじめて 2~300万字くらいは書いたように思います
10年でこの量は 専業じゃないにしろ多い方ではないでしょうが
学び取ったこともあり ものを書くことは基本つらいことだと思うようになりました
作品執筆は際限のない「言い訳地獄」に近い
もの書きは人間なので全知全能にはなれないわけです
もちろん 各方面に深遠な知識見識をお持ちの先生方は山とおられますが
知らないもの 分からないもの 配慮が行き届かないところは必ず生じる
しかしそれを粉飾し隠匿し 全知全能の神を装うことを続けなければならない
作品とは 一見それが完全な世界を構築しているように見えるカキワリの山であって 作家から見れば自分が神のまがいものであることを如実に示すモニュメントのようにも見えるのだと
若さゆえの全能感を喪失した今はそう思います
amphibianはとくに浅学なためそう思うのかもしれません
逆にみれば 昔は気付かなかった もの書きの細やかさに気付き より良いものが作れるようになったということかもしれません
しかしそうなると このつらさは ものを書き続けるかぎり持ち続けるべきもので 再度忘れてしまったらそれは 書き手としての堕落となるのでしょう
どうせ苦しむなら よりよいものを作れるように より喜ばれるように 苦しんでいきたいものですね
引き続き よいものが作れるよう頑張ります
それでは
とても興味深い記事ですね。頑張ってほしいです。
私は現在大学生なのですが、論文を書いた時に、たった数十ページの文章を書くだけで地獄のつらさを感じたのに、300万字なんてどれほどのものか、想像もできません・・・。
しかも、それを無から作らないといけないわけですから・・・、本当にすごいと思います。
新作を楽しみにさせていただいてはいるのですが、その裏では様々な苦労があるでしょうから、体調に気をつけてお仕事頑張ってください。
新作を心待ちにしております!