amphibianです
そんなわけで今日は乙羽さんのお誕生日です おめでとうございます RADIOおつかれさまでした お大事になさってください
というか去年乙羽の誕生日をすっぽかしてないでしょうか どっかの記事にまぜこんだ可能性もあるが 申し訳ない
トークイベントでちょっと触れたのですがRL小説版執筆を経たamphibianがDMLCを振り返ると結構キツい部分あるなという感じでして
ギャグが滑っているというのは一端置いておいて 裸でうんこ連発はさらっと流せばよかったんだが必殺技とかもったいぶってしまったのが良くなかっただけなんで
論点はヒロインの思考や挙動にどうしようもなく男性作者視点が無批判に混在しているなという点です
例えば胸のサイズが話題になったりしますが 大きいのはしんどい・小さいのはつらい的な話の運びがあり さらに「小さいのはつらい」と乙羽が感じることに理由も設定はしていて 当時はバランスとったつもりだったのですが 描写を見るとどう考えても「男に好かれたいという観点で貧乳はつらい」という挙動になっているのです
この手の問題は志乃歌も美弥も景も抱えています たぶん美弥と景が一番きつい 亜須賀るみ子隆斗はこの問題とは少し距離があります
男性向けラブコメというジャンルに寄っかかれば「普通の範疇」かとも思うのですが 乙羽というキャラをベストに描写するのに本当にそれが良かったのか という視点において今は批判的立場にあるということです
なお男性向けジャンルというもの自体に批判的になっているわけではありません
女性向けジャンルにだって大なり小なり視点の偏りはあるわけですし
「これは男性向けラブコメだ! 女子向けには作ってない!」と完全に打ち出すならそれはそれでありだったでしょうし(男性向け雑誌での連載だとかね) 「このキャラは/このコミュニティは男性とのアバンチュールを主眼にしておりこういう話題が出るのは問題ないのだ!」と作中で提示できていれば問題なかったと思います 要はこちら側の自己分析・ジャンル分け・プレゼンテーション・コミュニケーションの問題かと思っています
あとやっぱりamphibianとしては女子のリアルなふるまいや思考によって魅力を創出したいという想いが今は強いのです きっと本質的には理解できない領域だからこそ「怖い」魅力があるのでしょうね
いずれこの辺の話については考えをまとめて書くかもしれません
DMLC_R(仮)において このあたり少しだけバランスをとれないかなと思っています あんまり形が変わるのも前のファンの方に対して失礼だと思うし 手間もさほどかけられないので あくまでほんの少しになるでしょうが
一方で乙羽が魅力的なキャラであるという認識は変わらず むしろ強まっていますので そこはスポイルしないよう気を付けたいと思います
これが今年最後の更新になりそうです
それではみなさま 良いお年を
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