やあ、嬉しいよ、ありがとう。
心からそう思ってる。表情がついてきてなかったら、ごめんね。
というわけで本日(7/26)は「トガビトノセンリツ」より、志加多高校の秘神にしてうんこの着ぐるみの継承者、イケメン泥人形などと(主に某先輩の陰謀で)称せられる、当該作品いちの美系、井之上 亮也(いのうえ りょうや)くんのお誕生日です! おめでとう!
(以下ネタバレに注意!)
昨日の祐二の回でも話しましたが、彼もまたゲームの均衡を壊し、利己的な理由によって暴力に走るキャラクターでした。主人公の恋敵という意味でも祐二とはかなり近いポジションになっています。
しかしながら彼については「過去」とか「愛や執着ゆえにあの人を真っ先に手にかける」とか、かなりトリッキーで屈折した動機をつくりあげることで差別化を図っております。
そういった異常性をもって、彼は自分を「感動がない」などと評しているわけですが、本当はどうなのでしょうね。
もしかしたら、あの先輩ともども、少なくとも心については、ただ素直になれないだけだったのを、小難しく差別化しようとして、結果的に破滅まで至ってしまったようにも思います。
トガビトは潜在的なテーマとして「自分で狂気を創りあげた者たちの物語」という点があります。どのキャラクターも生まれながらの狂人だったり真の狂人だったりはしません。各人それなりに苦い人生を送ったがゆえに、「少し狂った立場」をとることでようやく(かりそめでも)安住を手に入れた連中です。
行ってみれば全員厨二病……というほどファンタジー色はないかな……高二病ってところかもしれません。
ただ、世に言う狂気というものの何割かは、そうやって選んだはずの生存戦略から逃れられなくなり自滅してしまうことを指すのではないかと。
人は意地や習慣で過ちを犯してしまうものじゃないかと。
そういったことを、ある意味もっともあけすけに表現してくれたキャラクターが、彼だったと思っています。
そんな泥人形の大きな立ち絵がこちらです。
さらに……みそかに1人ですと……!?
有料コンテンツで彼のエゴイズムにより触れて悶絶しました。
個人的には某監獄長の次くらいに酷い人なんじゃないかと思ってます。そんなところが好きです。
トガビトの中でとっても印象深い(皆そうなんですけど…)キャラクターの一人です。
和馬くんとのラストシーンが特に…。
亮也くん、お誕生日おめでとう!!