ノベル版レイジングループ3巻 本日発売(※最速)

amphibianです おせわになっております
表題のとおりです くわしくはRL公式がゆっている通りです

埋め込みツイートが読めない方(まだおられるのだろうか)のためにまとめますと

  • 今日お店に並ぶのは最速のお店であって大部分のお店や地方では明日以降徐々にならんでいきます
  • 特典情報はこちらも分からないので公開された情報を次第こちらでまとめていきます

特典情報待って購入されたい方はお待たせすることになって申し訳ないです でもこればかりはどうしようもない部分もあり 店舗さまも大量の商品をあつかうなかギリギリのスケジュールで精一杯のごていあんを下さいますし 情報が不公平なかたちになってもいけないしで なにがどう出るか なにをどう言っていいのか すごく難しいのです
まだまだ勉強すべきことだらけです

いちおう通販のリンクもはっておきます

Amazonでのご予約・ご購入はこちら

さて 今回ご推薦文をいただいたのはTookyo Gamesの小高和剛さまです(Twitterはこちら
かつてスパイク・チュンソフト様にて多数のシナリオを手掛けられた超絶人気シナリオライター様であり 「ダンガンロンパ」の生みの親でいらっしゃいます

かつて鈍色を出したりトガビトを出したりしたあたりで「ダンガンロンパ」が華々しく世に出まして ちくしょう食われたなどと(勝手に)悔しがっていました amphibianは寡聞かつひねくれものなのでしばらく遊びませんでしたが nabeさんはかなりしっかり追いかけてましたね 最初に「ダンガンロンパ」にふれたのは彼女にみせてもらった舞台版でした

そののち Steam版にて「ダンガンロンパ」をあそんだとき 色々な思考がドバァときてしばらくうちのめされていました
今回の推薦文でも仰っていますが ダンガンロンパは人狼的とかデスゲーム的といわれるけど それは要素レベルとかプロットレベルというか大きな枠部分にそういうものがあるということです amphibianはダンガンロンパは「狭義のデスゲーム」ではなく本質は「狭義のミステリ」だと考えました
amphibianかけないんですよ「狭義のミステリ」 読者に対するフェアさとか 矛盾のなさとか そこを処理するためには論理的に明晰な頭脳が必要で そこをすごく苦しんだあげくRLでは「人狼なんてミステリじゃねえやバーカ」的な開き直り方をして書いて にもかかわらずこそこそミステリ的なことをやって案の定一顧だにされない苦しみを味わいました それでも明晰な頭脳に憧れるamphibianはこのジャンルを諦められないでしょうし このジャンルで太刀打ちできないクオリティにあるダンガンロンパについてすごい悔しみを覚えます
ゲームクリエイターとしてもそうで ゲームとしての厚みはレベルが違います 予算と工数が違うというのは 関わった人手の桁が違うということであり その多数のスタッフをたばねてモノづくりをする 多くのスタッフが作り上げるべき大きな設計図を描ける といった高度な能力がふるわれたということです あの作品がキャラもシステムもお話も全方面でアトラクションに満ちていて皆が希望と絶望の世界に遊べたのは当然かつすごい手間と能力の産物なのです amphibianがこれをやろうとすると完全にフリーズしてゴリラになりうんこを投擲するしかなくなります

だから今回 すごく褒めていただいたことが amphibianとしてはとても嬉しい反面 とても驚き また とても 怖い と感じたのです
RLのシナリオ構造は言ってしまえば「手抜き」の産物です 「パワーで全部書く」といった書き方をしていただいていますが 確かにその発想はRLにあります(社内で最初はマジで全員選択肢で選べるようにしないかと言われてころすきかと抗議した むかしのゲームにはそういうところがあるがほんととんでもねえですよ) だから「ある程度の筋を押さえる」ことに留めてかつ「ある程度の筋を押さえることが必要かつ自然な物語構造」にすることで解決を試みたのです それを妙案と評していただいたのは非常に誇らしい反面 真に評価していただいたのは「難題に対する解法」であると考えるととてもこわいことです
ゲーム制作は問題解決です ソリューション事業です 実現困難なプロジェクトを如何に実現するか それ自体を楽しむというのは非常に同業者としての率直かつ厳しい視線でみつめられるということです もちろん「更なる困難」に自ら挑むことも当然のように求められ それに対して「更なる妙案」をもってクライアント(業界人ふくむプレイヤー各位)をたのしませることを求められているのです
おそろしすぎるでしょ
なのになぜか 戦慄とともに戦意がわきあがるのも感じるのです
あーくそ やるしかねえ ほんとにすみません がんばります

それはともかくとして

あのキラーパス ほんとにどうすればいいんだ

重要なことは こころみるつもりですが いまの感触的には わかんないんですよね  果たしてそれが 一般読者さんに価値だと思ってもらえるのか というか 気づいてもらえるのかさえ
たぶん RLの物語をディープに楽しんでもらえてる方 RLの提示した根本的思想に共感してもらえてる方には すごい差異として響くと思うのですが ちょっといまは 自信が行方不明

なにをやってなにをやらないか 全部ぶちまけてやりたい衝動もありますが 夏にまたイベントやろうってお話もありますし そのころには一応ぜんぶかけてるはずだし いまは頑張って口を閉じようとおもいます
ひとつ言えるのは amphibianはご推薦いただいた7人の先生方に恥じないよう 出版社さんとKEMCOにすごい無理を言いながら 本作に取り組んでいるということです
最後までみていただき そのうえで毀誉褒貶は甘んじてうけいれましょう
震えて 怯えて 戦います
どうぞご笑覧あれ

2019/6/14 amphibian

※ 3巻の中身に触れ損ねちゃった さすがに今回やってるこの変更の意味はみんなに「あ~~~~はいはいアレをそうしたいのね」と伝わることでしょう まあ方向性としてはそっちのはなしです つたわれ できるだけ好意的に

関連記事

コメントをお待ちしております

HTMLタグはご利用いただけません。


※コメントは承認されるまで表示されません。ご了承ください。
投稿前に『サイトポリシー』もご確認ください