amphibianです
愚にもつかない話をするので 愚がゆるせないかたは ご忍耐ください
最近ものづくりにおいて「鉄は熱いうちに打ちましょう」というお言葉に遭いまして
なるほど確かにそのものづくりにおいて正しいことだと納得し賛同したのですが
最近熱い鉄を打つようなものづくりをしていなかったなと思い返しました
かつての鈍色トガビトは相当の集中と過酷なスケジュールによって1~2カ月で仕上げたような気がするのですが
RLにおいて製作期間は何か月にも及び
そういった状況においては鉄の熱さが保たれるべくもなく
途中散々停滞しては亀の歩みに戻るを繰り返し
都度漠然たる不安や自信喪失に襲われつつも
もはや最初に引いたプロットを外れることもできぬ
そういったものづくりであったと 思い返したわけです
一方でDMLCは何だったのだろうとも思うのです
あれも結構長くかかったけどずっと熱かった気がします
開発終盤でみんなから「こんな『うぴょぴょぴょ』とか言ってばかりの作品売れるわけがないのでは」と言われるまで
ずっと謎の熱狂に駆られて書いていたように振り返られます
それは楽しかったけれども 果たして出来上がったものは 多少 変わっていたかもしれません
おそらくは どっちの制作態度もわるいものではないのだろう と思います
熱いうちに鍛えられた鋼は匠の手になる一点ものとなり
唯一無二の情念や瞬間刹那の衝動がこもってそれが魂を為すこともありましょう
一方で
冷却水と潤滑油のなかで長時間かけ研磨された削り出しの合金は強靭精緻な部品となり
大いなる目的と機能を兼ね備える装置と組みあがったさまに魂が見いだされることもあるのでしょうから
何が言いたいか もうお分かりでしょうか
「時間かかるから待って」ということでございます
蛇足です
「すごい! 読むもの触れるもの全てが今作っているものの参考になる! ラッキー!!」
という気分によくなるのですが
たぶん無節操にいろんなものを取り入れまくりたくなっているだけです
原型をとどめない物体を生み出さないよう気を付けなければなりません
みなさまもおきをつけください
そんなかんじです
待つしかないのであれば待つしかないので待ちます。
待つだけの価値があることはこれまででじっくりしぅかり学んでますから。
お疲れ様です。
思うままに書き続けたり、一度其処から原点を見直すのも必要なのかもしれませんね。
新作 楽しみにしてます。
楽しみにしてます
某昭和歌謡の如く、いつまでも待ちましょう(重い)
待ちます!