なぜもう一日早く生まれなかったのか。彼は常にそう悔やんだそうです。

本日は「鈍色のバタフライ」より、軽薄バカ、成金バカ、ゴミクズ野郎等の名を欲しいままにするよくできたバカ&エロキャラにして、実はフェミニストでもあり隠れた知性派でもあり○○○で○○○○（自主規制）であった桐生つばさ君のお誕生日です！　おめでとう！

（以下ネタバレに注意！）

プレイ済みの方には言わずと知れた、本作におけるヒャッハーでもある彼。人気ランキングにおける怒涛の必死投票により人数換算7位のところを票数で１位に躍り出たあのWEBスペシャルコンテンツのことは、ADVチームの中にも鮮明な記憶として残っています。

ヒャッハーとしてここまでカルトな人気を得るキャラクターを、未だ再生産できていないADVチーム。彼に学ぶべきことはたくさんありそうです。

ちなみに上記設定内のフェミニスト（ここでは女性を大事にするという程度の意味ですが）表記に「？」と思った方は、彼のヒャッハーとしての言動を思い出しておられるのかもしれません。それも確かに真実。彼はやるときに躊躇しなかったですから。
オモテの顔では女性を大事にしてましたが、それは本当の顔ではないのだろう。それもたしかに一面です。

じつのところ、彼は愚かさというものや偽善というものを嫌悪していました。だからこそ作中では恋の盲目という愚かさをためらいなく攻撃しています。しかしながら、その自分の行いも、少しだけ嫌悪していましたね。

彼は母親の姓を名乗っています。さらに裏の裏設定では母親自身も（その立場に関わらず）M財団の手によって「収穫」されているとされています。彼にとって母親は、父親とは一線を画す敬意の対象であり、そのために、ほとんどサイコパスと言える人格を有していたにもかかわらず、あの一手だけは躊躇した……そうも言えるのではないでしょうか。

そんな彼の大きな立ち絵がこちらです！

※残念ながら鈍色の原画は膝までしかないのだよ。

ちなみに彼のTシャツの文字が何なのかはADVチームにもわからない謎です。amphibianは「DREAD」説に１票、とのことで。

昨日の更新からの前フリが効いたかたちとなった最終更新。金曜の新作ティザー更新と合わせると３連チャンの更新となりADVチーム青息吐息でございます。お楽しみいただけたなら幸いです。

今月は鈍色キャラのお誕生日が続きますね……最終週の更新もお楽しみに。