ノベル版レイジングループ4巻 本日発売(※最速)

amphibianです
「レイジングループ REI-JIN-G-LU-P 4 蟲毒の宴」 が 本日から販売が早いお店にて並びます

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「ご購入」を「豪乳」とミスタイプしてしまいました 最低です

さてお決まりの注意事項です

  • 今日お店に並ぶのは最速のお店であって大部分のお店や地方では明日以降徐々にならんでいきます
  • 特典情報はこちらも分からないので公開された情報を次第こちらでまとめていきます

本の内容についてですが「機知」後半からついに例のルートに踏み込みます
今回は分岐がないがゆえのアレンジをさらに踏み込み とあるやつが激しく印象的になるように調整してみました
さらに例のあの子の発言や挙動もかなり見直されておりアレなことが起きています
さらにアレは もうアレです
この辺から大変アレになっていく想定です お楽しみいただければ幸いです

今回は日向夏先生にコメントをいただきました
薬屋のひとりごと」「女衒屋グエン」など 中華系世界観のエンターテインメント小説をメインに 現在活躍の幅をどんどん広げられている作家先生です
お忙しいところゲーム原作を遊んでくださったうえコメントまでいただき 本当にありがとうございました

じつはコメントは頂いた見本誌上で初めて拝見したのですが ホラー=激辛料理のたとえはまさにその通りかと思います
amphibianの場合ホラーとの出会いは小~中学生ごろに噂で聞いた「バイオハザード」で 「そんなおそろしいものをだれが好きこのんで遊ぶんだ」と慄いたものでしたが それってまさに「そんな辛いものをだれが好きこのんで食べるんだ」という感覚と一緒だったかと

つまり 過激な刺激をウリにしたエンターテインメントというものは 外から見ると恐怖と忌避を呼ぶのですよね
じっさい 過激な刺激をつよめる方向で進歩してしまうと 過激さに慣れた人にしか楽しめないレベルのものになってしまうこともあり それに当たった結果ジャンルに忌避感をもってしまう方もおられると思うので 難しいものだなあと思うのですが

そういった点でレイジングループを楽しめたとご評価いただけたのは 大変に光栄であります
本作において実のところ グロやホラー要素は ひとつの要素にしか過ぎないともいえるためです

ゲームは総合エンターテインメントであろうと思っております
プレイヤー各位は高価な機材と貴重な時間と操作の意志を使ってくださるのですから それに応えられるあらゆる要素を詰め込みたい
amphibianはしょっちゅう料理を辛くし かつ山盛りにしますが 同じような考えで どこから食べても楽しい おもしろい 満足なものをつくりたいと思いますし ただ眉をひそめるような過激さのみのコンテンツではなく おそるおそる手を伸ばしたくなる やがて伸ばす手がとまらなくなるようなものをお出ししたいと思っているのです 実際のところ唐辛子にも旨味風味があって辛味以外にも料理の完成度を上げてくれるので積極的に使うのです amphibian的にホラーというものはまさにそういう位置づけです

一方でくやしい部分もあります
ああは言ったものの 「死ぬほど怖いものも作ってみたい」という欲望もまたあるからです もっと唐辛子入れればよかった などとも

ところで「薬屋のひとりごと」を読んでいる最中です
中華系の素養はあんまりないのですが くちあたりがよく するするよめるなと思っていたら  後宮ルールやキャラクターが頭に入ってきたところで徐々に本性をあらわにしてきて 巧みにちりばめられた謎や悪意や艶もようで視線をくぎ付けにし 気づけば腹いっぱいに華と毒気を飲まされているという おそろしい作品でした 毒うめー!!
それにしても この作品にもなかなかのくそやろうが出てくるのですが(主人公の色眼鏡でことさらくそやろう呼ばわりされているようなきもしますが) 力いっぱい罵れるくそったれないい男みたいな存在は大事なのかもしれないですね
あとamphibianはキャラクターの欲望を魅力ととらえるので 賢くて厭世的な猫猫がヒャッハーしているさま(※誤解を招く表現)には思わずにっこりでした

四巻のタイトルが「蟲毒の宴」となり 毒と悪意とともにまさに回末李花子という女性の深奥を描いた巻であって それを他のどなたでもなく先生に推していただけたのは 奇縁でありまたこの上ない光栄であります
日向夏先生 あらためまして 本当にありがとうございました
みなさまもどうか 4巻という猛毒を 楽しくご賞味くださいませ

2019/7/12 amphibian

加えて告知でございます

ソースネクスト様でSteam版レイジングループのキーが期間限定セール中です

小説版をよんで次が待ちきれなくなった方 あるいはスマホ版を遊んでそろそろ記憶が薄れたなという方 よい機会です ぜひご覧ください
もちろん後で小説版も読んでくださいね なにせこの後は……うふふ

それでは

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