amphibianです
ついにこの日が来たなあと かんがいぶかいおもいです
ガラケー版「トガビトノセンリツ」をプレイされた上で スマホ版以降のバージョンもやってみたという 奇特な方がおられましたら ご存知かと思いますが
スマホ版以降 「トガビト」のテキストには 少なくない量の修正が入っています
なぜかといいますと Google Playも App Storeも アメリカ合衆国のサービスなのですよ とうぜん アメリカの法律 アメリカの道徳水準のもと 運営されてるわけですね
性表現や 暴力表現については 国ごとに見解がかなり異なります とくに日本はそのあたりがゆるい傾向にあります
われわれが考える表現が 相手国にとって 楽しめる 不愉快でない 遵法的なものであると認識されるかは なかなかむずかしいところです
よって スマホ移植1作目であるトガビトは かなり慎重に そういった表現を削り取る作業を行ったのです
今後も スマホ版の表現が 安易に復活することはないでしょう
そんなわけで 今後も加減には気を付けることになりますが うちのつくるゲームは過激が信条でもありますので 加減しつつもしっかり過激にやっていこうと思ってます……というのをひとつおいておくとして
エレナについては その生い立ちエピソードが「断片集/戦慄」でかたられていたのですが あまりにも苛烈な内容により 全編カット&差し替えという判断を当時くだしました
その結果 彼女だけが 生い立ちを語られないまま となっていたのです
当時の判断が間違っていたとはおもいません しかし 彼女にはいつか 過去を明かす機会を与えたいと ずっとおもっていました
ADVポータルが開設されたことで その機会が得られたということです
「MISSING FRAGMENT: ‘ELENA’」は ガラケー版のエレナのエピソードを ほぼそのまま WEB読み物にしたコンテンツです
いちぶ「……」を減らすとか 読みやすくするための工夫をしているほか ゲームではないので 立ち絵表現などはいれておらず 純粋なショートストーリーということになっていますが 内容に検閲は いれていません
もとは3本1組の有料コンテンツでしたが もうなかなか読んでいただけないものになってしまったこともありますので ここ無料公開とすることを おゆるしください
決して明るいお話ではありませんが これもふくめて エレナというキャラクターだと 両生類は考えています
これからも 「トガビトノセンリツ」を 萩尾恵澪奈を ご愛顧いただければうれしいです
鍋島 「おい。俺には何かないのか」
両生類 「おい黒田 とよびかけると なんだ鍋島 としゃべりかえしてくれる九官鳥をあげよう」
(追記)2014/11/11 すみません リンク先のコンテンツを 公開してへんかったので すぐ公開しました
当時読みました。また読めて良かったです。
せーしろうとエレナのカップルの、すごく微妙な関係、このエピソードですごい際立ちますね。
エレナちゃんは予想に反してものすごいシリアスな過去をお持ちだな…でもこれなら人を信用できなくなるのもわかる気がするな
語られな買った物語を、公開していただいたことに感謝です。
スマホから入った新参としてこういう機会を設けていただけた事に感謝いたします
エレナは作中でああいう役回りでも嫌いになれない、というか割りと好きなキャラです
妙に達観している部分と年相応な部分を併せ持つ彼女の理由を垣間見られました
空が晴れていた場合の例の場面もちょっと見方が変わりますね
それにしても、やはり他国の表現規制というのは厳しいものなんですね
近年、日本でも創作物の表現規制に関して色々と議論されていますが
将来的にケムコさんのADVがどうなるのかと1ファンとして少し不安になります
あまり政治的な話になると良くないので多くは語れませんが…
過激表現が皆無のデスゲーム、うんこ連呼やぶりんぶりんに全面修正がかかったラブコメ
ちょっと想像すると悲しくなります