こわい話……?

amphibianです
こわくて小難しい話のネタはバレンタインに消費したのでした

身近な怖い話のネタはないかと振り返ってみます

冷蔵庫できゅうりが3本腐っていました

最近家の入口に茶色い謎の粘液がついていることがあります

庭深くに生ゴミを埋めると高確率で掘り返されています

わかりますね

カッパのゾンビのしわざです

このように人間は「一見して原因が不明な」「複数の独立した事象」をまとめてひとつの妖怪的現象として定義し片付けようとします
未知の恐怖に名前をつけること についてはRLでも言及しました
その本質はとりもなおさず 「脳はできるだけ物事を単純にとらえようとする」からだと思います
世間は複雑すぎ 裸眼で見える情報は多すぎるから 世界観レンズを削ってそれをリミットし より単純な経験則で成功体験をかさねようとする
それは自然なことだし悪いことでもないですが たまに真相が大事になる局面で本質を見失うリスクをともないます
自分が出そうとしている結論がどうにも単純明快すぎる というとき 世の中の複雑さをすこし思い出すようにすると もしかすると何かを失うことを避けられたりするかもしれません

まったく逆の視点からいうと 「複数の事象からこじつけて何かを捏造する」のは遊びとしては楽しいです
●●と○○が■■だったのは実は▼▼だったんだよ! な なんだってー
このワンダーは実のところ創作のコアアイデアを作り出す際にきわめて重要なテクニックだとおもいます

虚構と現実をきりわけつつ世界を楽しみましょう

それでは

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  1. 修羅真剣 2020.03.17 6:43am

    久しぶりの13日の金曜日シリーズ!ありがとうございます!

    最近togetterにも「怖さ」についてのまとめが上がっていました。
    https://togetter.com/li/1481977
    今回の記事よりは以前の「マウンテンゴリラ理論」と「制御できない因子」に近い話題ですが、amphibianさんの考えと同様の事が述べられているようです。
    このまとめではそれらについて「昔」と「今」という分け方をしていて、これはこのまとめ内で「SCPに代表される〜〜」といわれている『理解不能』『制御不能』カテゴリのものがホラーとして認知されるようになった結果=消費者の感覚の変化(旧来のホラーへの慣れ、もしくは時代的社会的背景の変化)によるものだと思うのですが、別の線としては創作者側が「ホラー」「恐怖」というものを突き詰めた結果、とも言えるのではないかと思います。
    (しかしそもそも本当に時代によってホラーの質が変化しているのか、という疑問もありますが、自分は恥ずかしながらホラーについての知見が浅く、時代考証などもできませんのでここでは述べませんでした。)

    amphibianさんの考えはいかがでしょうか。

  2. ししばなれ 2020.03.14 1:00am

    ΩΩΩ

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